後ろ向きや過去は刺激や気づきの宝庫です

  • 後ろ向き歩行は、めったに使わない神経や筋肉を使います
  • たまには後ろを振り返ってみてはどうでしょうか
  • 長寿命の商品は気づきの良い事例です

  

      キーワード:後ろ

 

 いつもは目先のことしか見ないで、たまには未来のことを考えてみましょうと思考の転換を図るために、コンサルの現場で檄を飛ばすこともあります。でもたまには、後ろである過去を振り返ってみることも大切です。それは現在の位置を再確認でき、さらに未来を考えるきっかけをつくるからです。

 

 つまり過去にも眼を向けたり、歴史を振り返ってみたりする眼を持つことです。いわばトレンドを見ていく魚の眼です。これらの商品から、現在もなお多くの消費者に支持され続けているヒントや学びを発見できます。

 

 またその商品の誕生の経緯、開発当初の失敗事例、そしてそれらを見事に克服して乗り越えた数々の挑戦の記録などは、実話でもあり感動に溢れ勇気が湧いてきます。これらを知って商品を手に取った時に、そのストーリーに少しでも思い馳せてみると、グッと心が動くでしょう。