一眼レフカメラとデジカメ、それぞれがくれたプレゼント

  • カメラ修行で培った技術が、そのごの人生に大いに役立つ
  • デジカメ革命が、改善の現場にも多くをもたらす
  • 映像を頭に記憶させる訓練をしてみましょう

   キーワード:カメラ

 

 一眼レフのカメラの撮影は、ファインダーという小窓を片目で覗き込み、フィルムに撮影される範囲を決めてシャッターを押します。普通右眼で覗き、左眼のまぶたを閉じます。それはファインダーの面積が小さいから仕方のないことでしたが、別の見方をすれば片目で集中して被写体を観ることにあったとも考えられます。

 

 

デジカメに変えてから気づいたのは、撮影する時にカメラから顔を離して画面を見ながら撮影するスタイルに変わったことでした。撮られる側も、気楽に被写体となってくれるようになりました。またフィルムと違って、ダメならその場で撮り直しができるようになったことも非常に便利さがあります。

 

 

私たちの頭の記憶の仕組みは、残念ながら意識をしないことにはドンドン記憶が消されていくようになっています。そのためにも意識をしながら、映像を頭に叩き込むようにする必要があります。それを維持するためのキーワードの7つを、現場観察する時に意識するようにしています。その7つとは、安全、作業姿勢、品質、作業環境、ムダ、技術的問題、組織的問題です。