光が反射したり、屈折したりすると見えてくるものがあります

  • 反射や屈折して見えるものは、実は錯覚や虚像です
  • 糖度計は屈折の違いを数値化して、誰でも判定できる工夫がしてあります
  • 光の反射と屈折はからくりの原理としても活用できます

   キーワード:反射や屈折

 

 反射や屈折は、光波や音波が水やガラスなどの物体に入る時に、その境の面で進む向きが変わることです。入射角と同じ角度で一部が同じ角度で出ていくのが反射といい、屈折は字のごとく折れ曲がることです。液面計で液量を確認する場合、光の反射を利用します。

 

著者の地元鳥取では、二十世紀梨を代表される梨やスイカなどの特産地です。いつも初出荷の時は、この糖度計の数値がいつも発表されます。梨は、11から13。スイカは、9から13の数値です。特に甘味を感じるメロンは、13から18とさすがに高い数値になっています。

 

鏡は、反射を利用していますが、裏に金属の被膜が塗ってあり裏面鏡ともいわれます。工場内にある大きな中華鍋の鏡は、凸レンズの特徴である広い範囲を映す機能を使っています。逆に顔を大きく映し出して、化粧をしたりする凹面鏡は凹レンズの原理を利用しています。