誰にでも見えないものを見る心の眼があります

  • 心の眼とはどんな眼でしょうか?
  • 第三者の眼という心の眼を訓練してみましょう
  • 問題解決は相手の身になり見方を変えることです

   キーワード:心の眼

 

 

 この心の眼は、誰でももっている能力です。ただし、それを発揮する機会や意思がなければ、使うこともなく退化してしまう能力です。ものを見るという行為において、目的は何か?本質は何か?など明確な対象があれば、神経を集中して見ていけば見えるようになるものです。

 

最初は難しいですが、やってみると偏見を多く持つ見方をしていたことに気づくと思います。そのことがわかれば少しずつ偏見をなくし、実態を客観的に見るようにしていきます。そうすると相手のことだけでなく、自分のこともわかるようになってくるから不思議です。

 

著者が紹介していのは深呼吸をすることです。姿勢を正してゆっくり息を鼻から約4秒かけて胸一杯に吸います。一度呼吸を4秒間止めてから、再び鼻から2倍の時間をかけて吐き出します。意識するところは、胸ではなくお腹の丹田部分です。丹田は、おへそから約10㎝下のお腹と背中の中心当たりです。丹田を中心に複式呼吸をする方法です。

 

図1. 自分を少し上から見る視線があれば客観的な自分が見えます

図2. 心の眼は呼吸方法で簡単に試すことができます