企業家精神2月号

企業家精神                                                          2019年2月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■自己成長■ ≪私たちがもって生まれた才能・能力・情熱の強みを知りそれを最大限に活かします

個人でやろうとしてもそんなに大きなことはできないのが普通です。取り扱うヒト・モノ・カネはたかが知れています。でも会社や組織にいるとその何倍も活かすことができます。会社や組織には一見見えないけど大きな力をもっています。逆にその力を道具に使って大いに自分の成長のために活用したいものです

・会社や組織に使われるのではなく、自己成長のために逆に私たちが組織を積極的に活用しましょう

■養生■ ≪体は資本です。与えられた生命の体や力を一生の間に使い切るために養生が大切です

陰と陽というように働くことと休むことはバランスよく取れば、もって生まれた体は精神とともに健全に使うことができると思います。働き方改革のことが良く出てきますが、休んだり休息を取ったりすることの方が先決のように思います。睡眠はその点大切な養生の1つです。健康が維持されての人生です

・ドイツなどでは、有給休暇を100%取得しています。日本は後進国以下の半分だけです

■継続■ ≪行動を起こし実際にやってみない人がたくさんいます。それは継続する意思の問題です

なぜ改善ができなかったのでしょうか?それは、実はやらなかったからできなかったのです。また、途中にやめてしまったからできなかったのです。さらに突っ込んで考えて見ると、継続しなかったからできなかったのです。いずれも根気よく継続することで、目に見えるようにカタチができてやる氣も出てきます

・これはセミナーの最後に伝えるメッセージになっています。コツコツとやる努力が人を変えていきます

■時間の創出■ ≪時間が足りないという人は、仕事や作業の後始末が上手くできない人です

1日24時間はだれにでも平等に与えられていますが、人によって使い方がバラバラです。時間の使い方のヘタな人の共通点は、仕事や作業の後始末が一つひとつできないことです。途中の残りものが溜まって混乱してしまい探したり迷ったりするからです。一度にまとめてやらずに一つひとつ片付けてみましょう

1時間を5分+55分として、5分を準備と後始末に当てるやり方をセミナーでも紹介しています

■残業■ ≪残業は会社の製造原価を上げてしまいます。できるだけ残業をしない仕事をしましょう

残業をすると割高の給与が手に入ります。そのために家を建てたり、車を買ったりしてそれを払うためにワザと残業をする人もいます。間違った考え方です。8時間を10時間に延ばすのではなく、10時間の仕事を8時間に短縮するやり方を上司とともに考えるべきです。大切なのは家族との時間を共有することです

・残業をすると、光熱費、動力費、管理費用など多くの出費につながり製造原価が高騰してしまいます

■生産性■ ≪日本の製造業やサービス業の生産性は、欧米の半分といわれるほど低いものです

なぜ低いのでしょうか?自動車産業では、世界一の生産性を誇っていますが、産業全体から見ますととても低いのです。それは経営者や管理職のマネジメント力が低いことがあります。全体を見る眼や全体をまとめる力をもっと鍛えることが必要です。現場の人たちを、もっと活躍させる動機付けも大切です

・現場の人たちに作業だけでなく、もっと仕事をさせる、権限をもたせる、任せることが求められます

■期限■ ≪仕事は期限があるからこそ、段取りや計画を考えて考動するから成長するのです

期限のない仕事は仕事ではないともいわれますが、それほど期限や締め切りに間に合わせるという姿勢が大切になります。間に合わなければ次の仕事につながらないばかりか、他人に迷惑をかけることになります。期限をきちんと守る仕事をやることは努力の積み重ねですが、それは自己成長の糧になります

・原稿の締め切りが毎月5本あった時がありましたが、自分で事前の締め切りを設定して守っていました

■間(ま)■ ≪人のことを人間と書くのはなぜでしょうか?間には何が来ると思いますか?

人と人の間には、心か思いやりという目に見えないものがあると思えます。人は一人では生きていません。答えは様々ですが、時には自分のことだけではなく相手のことも考えることが必要です。少し間を置くことで、相手のことを想いやる時間や相手の話を聴くといった配慮、つまり間がとても大切だと考えます

・人は一人で生きることは難しいことです。お互いの関係を良くしていくことで、幸せになると思います

■倒産■ ≪聞きたくないですが会社の2代目で8割が倒産しています。人や組織ができないからです

初代でも創業して3年で半分は倒産しています。初代はやることは明確になって燃えていますが、お金が続かないことでの倒産がほとんどです。2代目の倒産の原因は、苦労をしない跡継ぎがほとんどで、人づくりや組織づくりをしなかったことが原因です。会社は人と組織づくりを行うことで事業の継続ができます

・会社の問題は、外部要因が1割程度でほとんどが内部の人間関係です。人づくりの重要性を感じます

■四季■ ≪四季が明確な国は、日本を含め極めてまれです。その有難さを感じ活かしましょう

四季の色合いがはっきりしているのは、世界でもごくまれな地域しかありません。四季折々の風景や風情は日本独特のものなのです。冬があるからこそ春の暖かさをとても嬉しく感じます。世界ではこの四季の明確さのある国はごくわずかなのです。その四季の変化の有難さを感じて大いに楽しみましょう

・ドイツに18年間いたからこそ日本の四季の変化が楽しめます。ドイツは春と秋がとても短いのです