新・虫の眼 2019年2月号のキーワードです。

第14回 ヨーロッパの物価事情 40年前と今での違いあれこれ

  • 初めての海外旅行は、40年前のヨーロッパでした

 

 40年前の初めての海外旅行が、ドイツとオランダでした。当時はロシア上空が飛べないために、南回りのコースを取り、シンガポール、パリ経由で、合計28時間かけてドイツのフランクフルトまで行きました(現在は、直行で12時間)。3週間で50万円使いましたが、これは現在も同じでしょうか。

 

  • 100円ライターは今や2個、3個の時代になりました

 

 旅行の途中にマッチがなくなり、ライターを買うことにしました。日本で見たことのあるライターがドイツもあるかと感心しながら買ってみると、メイドインジャパンでした。しかも100円ライターが、ドイツでは180円でした。これは大ショックでした。

 

  • ビールの値段は、40年たっても変わりません

 

 当時ビールは500ccで1DM(ドイツマルク:120円)でした。40年以上たっても1ユーロ(約130円)のままです。ドイツ人は、凄いと感心します。安いビールを探していると「Netto」というスーパーでは、自社ブランド「Karskrone」のビールを数種販売しています。500cc×6本で、1.59ユーロです。1本でも買えます。(1本約30円ですよ!!安い)

  

 

図1. ドイツのライター。栓抜き、LED付き(充てん式)、ポカヨケ付き

図2. ラードラーの作り方。ビールより発泡酒の方がお薦めです。ビール4に対し、レモネード1の割で入れて軽くまぜます