企業家精神8月号

企業家精神                                                          2019年8月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 

■学ぶ■ ≪人間は何のために学ぶのでしょうか?自分を創るために学びます。一生尽きません

一度きりの人生ですが、多くの人は死ぬ直前まで何のために学ぶのかを考えていないものです。人間ですから、より良いや素晴らしい人生を送るために学ぶと考えます。それは、何があっても動じないようにする自分をつくるためともいわれます。徳を高め大成し、自己の才能・能力・情熱を鍛え向上していかなければなりません。生きている間は常に勉強だと思います

・知らないことを知ることは勉強する大いなる理由になります。無知を知ることで氣づきが生まれます

 

■海外と国外■ ≪日本の周囲は海なので海外に行くといいます。陸続きの国だと国外になります

日本にいると海外旅行に行くといいますが、周囲が陸続きだと国外旅行という言い方になります。特に物資の輸送は船に頼らざるを得ません。つまり素早く移動させることができない上に、物流コストも膨大に掛かります。それをはねのけるためには、それ以上の付加価値や魅力を備えなければなりません

・日本の持っていた技術力は、最近すたれてかけています。他の国の持っていない魅力を再発見するのは、企業だけでなく、自分自身もあるかと思います。自分探しの時間を取りたいものです

 

■チャンス■ ≪困った時がチャンスです。何かのきっかけがないと、人は行動を行なさいものです

9割の人が、困ったことがおこるとどうしようとまず考えます。そこで切り返す言葉が、困った!をチャンスが来た!と思うように心がけるのです。「困ったことが起きたぞ、いや待ってました!」と叫んでみてください。しかも笑顔で。それが成功している人と失敗の続く人の心掛けの違いなのです

・クレームがあった時は、私もそうしました。何度もクレームで行くと、逆にその現場の困ったことを詳細に教えてもらえるようになり、多くの改善もできました。氣もちの持ちようで変わります

 

■軍(グン)■ ≪軍にシンニュウをつけると運ぶとなります。草冠をつければ葷(クン)となり、強壮作用のあるニンニク、ニラ、ラッキョウ、ネギ、ノビル、ショウガのことを言います

軍という字は、車という字が入っています。つまり車輪であり、移動させることの意味が含まれているようです。人が多く集まれば軍となり、強壮作用のあるもの食べて精力をつける葷(クン)になります。一つのことでも少し調べると面白いことが見えてきます

・中学生の時に数学の先生から、「1つのことを調べたらついでに最後まで目を通しなさい」と教わりました。一番手にしているのが、47年前の漢和辞典です。まだ開いていないページがあります

 

■不■ ≪お客様の不満、不便、不愉快、不明確の「不」を取ることは、ビジネスチャンスになります

お客様が困っていることを表現すると、「不」の字が見つかります。不満が満足になり、不便が便利になり、不愉快が愉快になり、不明確が明確になってきます。お客様の眼の前の壁がなくなるような感じです。それを突き詰めていくと、ビジネスチャンスになることがあります。身近なところにヒントはあるものです

・自分の立場ではなく、相手やお客様の立場や氣もちになれる習慣を身に付けたいものです。相手に寄り添って一緒に考えることで相手の周波数を合わせることになります。共振したらものになります

 

■わずかの差■ ≪徹底の差が利益の差になり、その徹底の差が積み重なると大きな差になります

凡人が天才に勝つには、凡事を非凡に継続することともいわれます。まずやる!すぐやる!といった心のスイッチを入れるどうかの行動力の差が、大きな差になっていくようです。先延ばしするか、誰かに押し付けてしまうか、損得を考えるのか、ちょっと「わずかの差」を考えて見ましょう

・スイッチを入れる判断が、自分のためになるかどうかに時間が掛かるものです。相手や周囲の人が喜んでくれると思ったら、スイッチを押して行動してみましょう

 

■意識の違い■ ≪人は意識をして生きているかどうかで、人生も変わっていくものです

セミナーでいつも最初に訴えているのが、意識をして聴いてくださいということです。多くは会社からの命令でセミナーを受講されていますので、暇つぶしできている人もいます。1日そんな意識で過ごすと勿体ないと思います。仕事も同じで、お客様、取引先、会社、社員、家族のためと意識するだけでも仕事や人生への向かい方が違っていくと思います

・時間と命は、意識をしないと風の如く過ぎ去ってしまいます。11秒も有効に使いたいものです