企業家精神 ２０２０年２月１日
音読してみませんか？項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか？氣づきが生まれます
■成功■ ≪チームの成功は、チームの協力と行動力にかかっているといえます。そのためには、チームの人間関係が良くなくてはだめです。人と協力していく姿勢や信頼していく心構えが必要になります≫
組織がだんだん大きくなると、一人の人では仕事やビジネスが回らなくなります。他人に頼らざるを得なくなります。そのために意思統一や目的や情報の共有化が必要になります。そこで、チームをまとめるリーダーシップが求められます。資質ではなく、高い志があればだれでもチームをまとめることができます
・意思決定を素早くやるために必要なのは、スピードです。常に良い雰囲氣をつくっておくことです
■スピード■ ≪企業内でのスピードを上げるには、個々の仕事よりもバトンタッチが重要になります。自部署と他の部署をつなぐ切り替えの早さが大事です。全体の流れや仕組みがさらに早くなります≫
個々の作業や仕事自体の時間短縮よりも、作業や仕事のつなぎの部分を素早く流すことの方が、お金も労力もかけなくてもすぐにできます。意外かもしれませんが、多くの工場で実験済みです。できればバトンタッチをする人や時間を決めて、専任化すると効果はさらに出ます
・大切なのは全体の流れを見ながら、問題のある所を見つけてちょこっとでも改善することです
■人間関係の築き方■ ≪時間がかかりますが、一人で何かをするよりもチームだと大きなことができます。嘘をつかず正直に、相手を敬い、相手を知るために良い質問をしてくことが大事だと思います≫
会社の問題の９割は、その会社の内部の人間関係だといわれます。逆に会社の人間関係が良くなれば、仕事も私生活も良くなっていくと思います。でもその努力をしているかといえば、余りされていないようです。他人と協力し働かないことには良い仕事はできませんから、率先して一歩踏み出しましょう
・まずは笑顔で相手の名前を呼んで元氣よく挨拶をしていくことから始めませんか？
■段取りの差■ ≪買い物した時にレジ袋に入れますが、上手な人と下手な人は倍半分も違うものです。仕事も毎日やっていることだけでなく、いつも工夫しようとすると色々なヒントが見つかるものです≫
会社で使う工具などのツールは、いつも同じ場所にセットして置き取り出しやすく並べておきます。段取りの差は、その前の作業の後始末がしっかりできているととても楽にできます。次の仕事の流れを知っておくとさらに流れが良くなります。大切なことは、ヒントが浮かんだらすぐにやってみることです
・奥様はマイバックをいつも持参していますし、入れる段取りも素早くキチンと納めています
■成功の輪■ ≪お客様に喜んでもらい、さらに感動を与えることができると、私たちも嬉しくなります。そして、さらに喜んでもらおうと努力したり、より良いアイデアを考えたりする成功の輪が回り始めます≫
タイヤが四角や三角だと上手く回転しません。言葉や態度にカドやトゲがあるとお客様との関係もくるくる回りません。そのカドやトゲの周りを埋めるように、次はここをこうしたらどうか、自分がお客様だったらどうしてほしいなど考えるようになります。良くなれば、お客様は口コミでお客様を連れてくるようになります
・タイヤのようにスムースに回転するには、すべてのタイヤが丸くならなければなりません
■残業■ ≪残業すると社員は残業代がもらえますが、会社としては利益から残業代を支払うので、製造原価は上昇し、利益から差し引かれることを従業員は知らないのです。だから儲からないのです≫
残業すると人件費のみならず会社の光熱費、動力費、その他の管理費用が発生します。見えるのは残業代くらいなので、ほとんどの人が氣づかないのです。いかに残業しないで働くかは、経営者だけでなく社員も一緒になって考えるテーマです。お金が大切ですか？自分や家族の時間の方がもっと大切です
・働き方改革が叫ばれていますが、もっと短時間で要領よく仕事をする意識を変えたいものです
■裏表■ ≪紙は裏表がありますが、裏面はほとんど使いません。ものの見方や方法のやり方を変えるとそれ以上使えたり、価値を上げたりすることがあります。ただし、人の二面性は持ちたくありません≫
名刺交換する時には、まずイラストの描いた裏面から紹介し、そしてひっくり返し写真のついた表面を出します。「裏表のある名刺ですが、裏表のない松田龍太郎です。」と伝えます。相手は全員ニコッと笑みがこぼれます。ひと手間、ひと工夫は、どの作業や仕事にもできることです。仕事も楽しくなります
・某政治家のように、給料だけでなく中国から小遣いをもらうような二面性はだめですね