企業家精神4月号

企業家精神                                                          2020年4月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

2020年度の年度初めにあたり、計画や時間や自分自身に関して作成してみました

 

■発展■ ≪個人も組織の発展のために、自分の力を伸ばし自分を伸ばすために組織も大いに活用し、双方が伸びていくことが望まれます。仕事は犠牲ではなく、投資と考えて時間を上手く使いましょう

会社の資源は、人が最も成長し発展するものです。ですから投機ではなく、投資にして必ず還元したいものです。その投資には教育だけではなく、時間も投入しますが、時間が最も高価な資源です。時間を効率よく使うためにも、個人だけでなく組織の日々、月々の計画が大事になってきます 

・個人の時間管理は、マンダラ手帳などの手帳が重宝します。まずはアナログ式で書き込みましょう

 

■隙間時間■ 124時間は誰でも同じ時間です。使い方は無限、無数にあります。時間がないという言い訳を言う前に、ちょっとした隙間時間を探して、その時間を活用することを考えましょう 

今日の時間を生み出すには、前日に今日やることを計画することが隙間時間を探すヒントになります。優先順位を決めたり、1つのことに使う時間を見積もったりもやってみることです。その積み重ねで隙間時間を発見しやすくなり、その時に何をするかも準備しておくことです。手帳やノートが重宝します 

・手帳の他に忘備録も併用して、日程を毎日確認することで仕事の前倒しなど工夫もできます

 

■殻■ ≪伸びる人とダメな人の違いは、自分の殻を何とかしてでも破ろうとして破る人と、殻に閉じこもってできない理由を探し言い訳をする人です。昆虫も自らの殻を破って脱皮して成虫になります

昆虫は周りの仲間に教えてもらうまでもなく、幼虫からサナギに変身して、脱皮し成虫になります。人は少し他人に相談したり、本を読んだりして、殻を破る方法を模索できます。そして実行することで、何とか殻を破ることができるようになります。その努力の姿は生きている証でもあり、人間としてやるべきことです

・カニやエビも脱皮しながら大きく成長しています。何度も殻破りを経験してみましょう

 

PDCA PPlanで計画、DDoで実行、Ccheckで評価、AActで改善の意味です。これはマネジメントサイクルと呼ばれ、業務効率化を目指す手法ですが役職でその比率は異なります≫ 

役職によって仕事の役割は違ってきますが、このPDCAというマネジメントサイクルの比率も違ってきます。その目安を知りましたので、紹介します。マネージャーは、30:10:40:20となり計画と評価が多くなります。部下は、10:70:10:10というように実行が断然多くなりますが、もっと改善に力を入れましょう

・あくまでも目安ですが、定型業務の繰り返しではダメです。常に改善を意識したいものです

 

■分業■ ≪組織が大きくなると分業になり、さらに細かくなって仕事が見えなくなるものです。硬直化しないためにも組織内を柔軟にして多能工化して、全体像を見ながらも素早く動けるようにしましょう

同じ職場に長年要ると硬直化して、何も見えなくなるものです。場合によっては、外部との癒着も発生しかねません。組織は体のように伸びたり縮んだりしながら、TPO(時間、場所、場合)や状況に応じて素早く変化しなければなりません。そのためにも組織間の情報交換を密にしながら意志決定も早くすべきです

・自分の仕事だけだと視野が狭くなります。虫の眼の作業だけでなく鳥の眼や魚の眼も使いましょう

 

■3案■ ≪提案する時は1つではなく、3つ案を用意します。1つだと比較ができず、2つだと相反することが目に付いてしまうので、3つだとバランスよく比較ができ、さらに良い案も浮かびやすくなります

1つだとダメ出しを食らうとガックリとなり、次の意欲もなくなります。2つだとどっちが良いかの選択になり、声の大きい方が採用されます。3つだと上司も部下も色々な案が出しやすくなり、結果的に考えていなかった案が出てくることが多々あります。3つを事前に用意することは、多くの氣づきも発見できます

・これは企業様でいつも言っていることです。虫の眼、魚の眼、鳥の眼の3つの眼も使いましょう

 

■自分を知る■ ≪わかっているようでわからないのが自分自身です。自分の強みや得意なことを改めて棚卸をして自分の価値観を明確にすることで、何をすればよいかがわかるとそれに集中できます

多くの人は自分のことを知らないものです。自分のことをA4の紙に表現しようしても書ける人はごくわずかです。書けないことは、分かっているようでも実はわかっていないことなのです。実に人生がもったいないことです。価値観と強みがわかれば、持っている時間を有効に活かすことができるようになります

・自分を知るために、個性心理學(動物占い)で誕生日を入力し本当の自分と運氣を確認しましょう