企業家精神 2020年9月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。
この梅雨の明けた8月は雨が降りませんでした。このようなこともありますが、いつか雨は必ず降ります
■思考停止■ ≪言い訳をする時には、脳はフル回転をしてああでもないこうでもないと、とにかく屁理屈を考えます。実際に、人はその言い訳を喜ばないものです。言い訳でなく朗らかに接しましょう≫
言い訳はマイナス思考であり、他責の考えになっており相手が嬉しくなるようなことはまずあり得ません。脳がフル回転をしているようで、実は思考停止というブレーキを目一杯引いているものです。まず笑顔になるように、朗らかに接してみましょう。そこから相手も喜ぶような解決策がでてくるものです
・思考停止になると良い解決策は出てこないものです。笑いやユーモアでまず払拭しましょう
■ユーモア■ ≪ユーモアの効用は、その場や雰囲氣を一氣に変えることができるものです。タイミングが良ければ一言でも変わってしまいます。自分だけ楽しむのではなく回りを観る眼をもちたいものです≫
自分だけ楽しむのが、おやじギャグだそうです。ですから若い人や女性が使ってもおやじギャグになってしまうことがあります。相手や回りが和むようなユーモアをさらりと出すには、一夜にしてできるものでありません。時に失敗はありますが、色々な切り口をたくさんもつには、日頃の訓練が大切だと思います
・ヨーロッパに行って感じたのは、ユーモアをもっているかどうかが大きな魅力だということでした
■力を抜く■ ≪人間とは不完全なものです。だからこそ指導、教育、訓練が必要です。その前に肩の力を抜いて、他人から、聞く、教わる、教えてもらうという謙虚な心を準備したいものです≫
人間のもっている才能・能力・情熱は、無限にあるものですが、それをすべて引き出し燃え尽きることはとても難しいことです。しかし、精一杯引き出すことが人間として生きた証になるものです。それを引き出すきっかけが、謙虚な心と考えます。他人と言う第三者からの助言を素直に聞くことでヒントが見えてきます
・相手からヒントが提供されますが、積極的な態度で受け止めれば成長しやすくなると考えます
■問題■ ≪人生には何が起こるかわかりません。問題が起こった時にどうしたらよいかわからないことがあります。自分だけで解決せずに、周りの人やもう一段高く自分の視座を高くして考えたいものです≫
問題解決は、その問題のレベルと自分の解決できるレベルの差で決まります。自分のレベルが低いと解決できません。人に相談することだけでなく、自分のレベルアップをしておくことです。そのヒントになる歴史は過去を通し現在を考えて、先の未来を読み取る良い教材です。彼らの失敗と成功を利用しましょう
・知識、見識、さらに胆識(実力を伴う見識)を身につけ、咀嚼して自分の血や肉に変えていきます
■もっと先を見る■ ≪コロナの影響で、全く行動様式がかわりました。ただ目先のことだけを見ていては、さらに迷宮入りに陥ります。今だからこそ、将来はどうなるのか、どうしたいかを考えましょう≫
このような時は、過去にスペイン風邪など歴史に残っています。目先のことにとらわれなく、まさかの偶然から何かを示唆している必然だと考えるだけでも、目先が遠くに向かわせることができます。自分が舵取りをするならば、どうするかを考えて行動していくか全体像や流れを考える機会に捉えたいものです
・一つの視点は、お客様はどうして欲しいのかです。そして、自分でできることは何かを思案します
■認める■ ≪他者を受け止めて、他者を認めてこそ、自分を大切にするものです。他者を立ててことで、今度は相手が自分を立ててくれるようになります。まずは違いを認めることから始まります≫
多様性が良く言われるようになりました。周りにも外国人も増えて、一緒に仕事もすることが当たり前になっていますが、生活習慣も言葉も違うので戸惑います。違うことがあるからこそ、今までと違うことも面白くなってくると考えを変えてみましょう。逆に違いを楽しみ、そこから何かが生まれると想像してみましょう
・化学実験も同じものを組み合わせても何も反応しませんが、違うものだからこそ反応が生まれます
■氣づく■ ≪学ぶことよりも自分で氣づくことが大事です。「なるほど!」「あっ、そうか!」と氣づいたときは、心の扉が大きく開いた時であり、受け入れる準備ができた状態です。大いに学ぶようになります≫
教えてもらうよりもこの氣づきが、学ぶ大きな原動力になると思います。氣づきが、今度はやってみるという実践をして、試行錯誤するなかでまた氣づきが生まれます。相乗効果と言うくらいに繰り返していけるようになり、それが持っている才能、能力、情熱を目覚めさせ、豊かな人生を開いてくれると思います
・教えてもらうことはほとんど忘れるものです。自分で氣づいて調べ始めると興味がわき忘れません