企業家精神11月号

企業家精神                                                          2020年11月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

 「学問のすすめ」(現代語版)を読みましたが、むしろ明治初期の時代よりも特に思考や精神面が現代の方か退化している感もありました。心して姿勢を正して行きたいと思いました

 

■学問のすすめ■ ≪学問がなければ、正しい判断は難しい。本を読むだけでなく、学問は実践をして体験しそこから生まれる知恵を発揮することで勇氣も出てくるとありますが、実践はとても重要です

150年前にも実践の大切さを訴えていますが、最近は通信機能の劇的な進歩により、逆にバーチャルの世界が現実よりもリアルになってきているようです。現地現物、現場で実際に起こっていることの方が大切です。人としての見識や品格を上げ、常に自分自身の向上を図るため、実践が必要だと思います

・学問を実践することで意識が変わり、世の中も良くしていくことが、結局自分も幸せになれます

 

■学ぶ■ ≪世阿弥の言葉に「上手は下手の手本、下手は上手の手本なり」があります。上司が部下を手本として学ぶという謙虚な姿勢の大切さを訴えています。凝り固まらない考え方をもちましょう

宮本武蔵の言葉に「我以外皆師」があります。自分以外の人だけでなく、物や自然からも自分に何かを教えてくれる先生だと思うことで、新しいことや物の発見や氣づきが生まれるものです。あらゆるものから学ぶ姿勢をもちながら、正しい判断ができるようにいつも周囲に目を配り、情報収集をしたいものです

・特に失敗から学ぶ時にこそ、真正面から向き合い、原因・真因を追求し再発防止策を立てましょう

 

■やらないこと■ ≪計画を立てる時には、やることを書き出して作成します。でも、やらないことを決めていないので、計画するのに一苦労してしまいます。まずやらないことを決めてから取り組みましょう

計画することは、たくさんのやるべきことを無理やり詰め込むというのが一般的です。結局期限が来た時には、できていないことが多くなっています。逆の発想をして、まずやらないことを決めてから取り掛かりましょう。今までと違った視点で考えることになり、要るのか要らないのかが次第に明確になってきます

・これが意外に難しいことです。やらないことを決めると以外にも時間が生まれてきます

 

■計画と評価■ ≪計画を立ても、その通りになることは意外にも少ないものです。それは振り返る時間を取らないから、元に戻せなくなり最後には諦めてしまうからです。こまめに反省をしたいものです

計画を立てて実行し、その結果や出来映えをすぐに評価をすることが大切です。良かったか、悪かったか、悪ければすぐに原因を突き止めて対策を取ることです。その日のうちに評価していけば、少しの労力で元に戻せます。さらにより良い方向にも修正が可能です。自分なりの日記や手帳を活用しましょう

・高校生の競技で優勝している多くの学校は、生徒と顧問が日記の交換をしているそうです

 

■手帳■ ≪マンダラ手帳を使い始めて、10年以上になります。計画と実践、評価、そして計画修正を毎日繰り返しているお陰で、時間の創出ができ計画以上のことを達成することが可能となります

手帳は20年以上も使っていますが、色々な手帳を使ってきました。最終的には、手書きのマンダラ手帳に落ち着きました。どのような手帳でも良いと思いますが、手書きが脳を活性化することは間違いないようです。この手帳のメリットは、マンダラにより全体像がいつもつかめるので、時間を創出できることです

・文字が小さいと見えにくくなり、はがきサイズからA5サイズに変更し記入しやすくしました

 

■氣分転換■ ≪氣分転換を簡単にルーティン化することは、嫌なことや辛いことから素早く切替えができます。いつもいい顔、いい笑顔にしておくことで、いい仕事や楽しい生活ができるようになります

人生には、辛いことや嫌なことが多くあります。すべて受け入れることは、とても度量のいるものです。簡単な方法で、その氣分から脱出する方法を持っておくことが大切です。魔法の方法を自分なりに用意しておくととても楽になれます。トイレ掃除、お墓参り、近所の清掃などですが、あなたは何がありますか?

・私はトイレ掃除です。大声を出す、おしゃべりなど自分なりの方法を身に付けておきましょう

 

■集中力■ ≪仕事の集中力を高める方法に、目の前にあることに専念できることがあります。机の上には何がありますか?今向かっていることだけにすることだけでも、集中力が高まります

間接部門の人たちの作業風景をたくさん観察してきました。多くの人は、机の上が多くの書類で一杯になってまるで戦場のようです。それでは、何に集中してよいかわからなくなります。今向かうのは1つの仕事だけになるように全て片付けます。目の前の事だけに集中するようになり、仕事がはかどります

 ・1つの作業を終えたらすぐに片付け、次の作業に向かいます。多くの人にやってもらっています