企業家精神1月号

企業家精神                                                          2021年1月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

 コロナの影響でまさかの年になりましたが、それに対応できる力を潜在能力や潜在意識から引き出したいものです。そのヒントに少しでもお役に立てば幸いです。今年こそ良い年に変えていきましょう

 

 

■鍛錬■ ≪千日の稽古をもって鍛となし、万日の稽古をもって錬となすとも言いますが、鍛錬は毎日コツコツを積み重ねてようやく身につくものです。何事も成すには、日々の努力が不可欠です

石の上にも三年いれば暖まるとも言います。あることに集中するためには、やらないことをまず書き出して、整理し必要なことを、絞り込むという作業がどうしても必要です。一年の計として、正月はそれにふさわしいタイミングになります。心を新にペンを取って、書いて書き直しながら頭の整理整頓しましょう

・宮本武蔵の残した言葉のようですが、練習以上に鍛錬は心血を注ぐくらいの意氣込みを感じます

 

■反省■ ≪仕事の繁忙期には集中して持っている力を存分に発揮し、少し時間があれば体力や知識の充電期間とメリハリをつけたいものです。そのために毎日反省する時間を設けて、振り返りましょう

一年の長丁場が始まりますが、一年を通してみるとやはり山あり谷ありになるかと思います。そこで、毎日に区切り少しでも反省の時間を設けて、1日、1週間、1ヶ月など程よい区切りに、やりたいことやめたいことを見極めるようにしてはどうでしょうか。喉元過ぎれば熱さを忘れるものです。反省を大切にしましょう

・手帳がとても便利です。1日3分でも手帳に向かい書き込むことで次の良いスタートにつながります

 

■発奮■ ≪毎日の生活からは、色々なことが降りかかり次第に心身とも汚れてくるものです。いつでも感謝、感激、感動ができるように、心の洗濯をしておきたいものです。そうしないと発奮できません

発奮と言う言葉を久しぶりに目にしました。すっかり忘れてしまっていました。自ら心身のけがれを払拭するには、身の回りの清掃点検が欠かせません。特に心のけがれは、すぐに起きやすいものです。小さなことから氣づき感じるように、当たり前のことが当たり前でないと強く想い、心を磨きたいものです

・コロナでやりたいことができなくなくなることがありましたが、逆にできたことも多々ありました

 

■解釈力■ ≪問題にぶつかった時に、どう解釈するかでその後対応は全く違ってくるものです。問題なのかと考えるか、いやいや新な課題になるぞ、どう解釈するかで良い方向に変わっていくものです

マイナス思考ばかりでは、人生や仕事も楽しくなくなっていくものです。人生は1度きりですので、愉快に楽しくなるように物事の捉え方を、自らの解釈力を変えて鍛えたいものです。楽しいと思うから楽しくなります

・「さあやってやろうか」と前向きに捉えることで、降りかかった問題が課題に成り代わっていきます

 

■自分■ ≪今の自分があるのは、周りの人のお陰様と言う感謝や謙虚さ、そしてすべては自分が招いた結果です。良くも悪くもするのは自分自身であり、自分が変われば周りも変わっていくものです

いつもお天道様が見えているから、裏表のない態度をとる。未来を予測するには、もっと良い方法はないかを未来を自分で作る勇氣をもつ。自分にとって会社は自分を鍛える舞台であり、いつも見られていると感じる。公私混同をせず、身も心も周りの人に捧げる献身の心をもつ。以上の心構えを知っておくことです

・つまり、利他の心を持ち回りの人のことを考えながら行動を起こすことで鍛えられるのです

 

■涙と笑顔■ ≪人は、涙を流した分だけ人に優しくなれる。そして、笑顔が多いほど自分も周りも幸せになれると言われます。単なる喜怒哀楽の大きさではなく、相手の懐に入っていく姿勢次第だと思います

自分一人では人生は面白くも楽しくもありません。相手や仲間がいてからこそ、楽しく生き甲斐もあると思います。それならば少しでも多く感情移入した方が、一緒になってそれらが味わえると思います。涙は言葉にならないけど、共感する姿です。また笑うから楽しくなり、体の中の免疫力も高まるとも言われます

・涙や笑顔は、言葉に表現できないこともあります。でもそれを見ただけでも感情の内はわかります

 

■人財■ ≪人財の5つの条件として、①いつでも笑顔でいられる、②他人に感謝できる、③努力し成長しつつある、④誰かのために役立てると考える、⑤他責ではなく自責人間でいられるがあります

「ジンザイ」には、ただ存在しているだけという人在、逆にいるだけでも周囲の罪になるという人罪、能力は持っているけど大して発揮していない人材もいます。これらの人は、給与泥棒になりかねません。自分だけのことだけしか考えるのではなく、常に世の中、人のために自分を使ってくださいと考えたいものです

・人として生まれたからには、世のため、周りの人や相手のためにお役に立つ人財になりたいものです