企業家精神5月号

企業家精神                                                          2021年5月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

 コロナで、移動や会議、セミナー、会食だけでなく、色々と制限がかかってきています。その閉塞感の中でも生き続けなければなりません。少しでも変化を起こす工夫を、色々と挑戦してみたいものです

 

■時の刻み■ ≪今この瞬間の時の刻みは、刻々と過ぎてゆきますが、決して戻ることはありません

生きてきた年齢によって、1年に相当する時間感覚は変わると言うのが、「ジャネーの法則」と言います。 60歳の人は1年の長さが60分の1。5歳だと5分の1と言う感覚になるので、年を取るごとに1年が短く感じるようです。困ったことですが、二度と訪れないこの瞬間を、命を刻むように充実させたいと思います

・この法則を知って自分だけでなかったと知りました。まだまだ知らないことがたくさんあります

 

■転換■ ≪不安をチャンスに、苦手を得意に、裏を表に、マイナスからプラスに転換してみましょう

現状維持は、停滞ではなく後退と考えます。なぜなら世の中の変化は、自分で考えている以上に常に変化しています。変えるべきことと変えないことを、常に整理しておき、変えるべきことがやってきたら、「待ってました!」と受け止めて変えてみましょう。変える時は、ジワジワソロソロではなく、一氣にやりましょう

・サロンパスをはがす時には、ゆっくりよりスパッとはがした方が痛みはわずかの時間で済みます

 

■生涯現役■ ≪超高齢社会になり、超少子化になってくると、ぼっーとしておられなくなります

10年前は、60歳定年が社会通念でした。日本の経済成長が止まったままになり、賃金も上がるのではなく、逆に低くなっています。さらに年金もしかりです。定年が65歳さらに70歳になり、老後をゆっくり過ごすことができなくなり、やがて一生涯現役になりそうです。より体力や氣力の充実が大切になります

・動ける、活動できる間は、自分のため社会のためにも、元氣に過ごせるスキルが必要になります

 

■つなぐ■ ≪そのものの時間短縮よりも、お互いをつなぐすき間の時間を短縮することが大事です

多くの人は目先の問題に終始しがちです。個々の改善よりも、初めから終わりまで考える全体最適の考えに立つことが大切です。背中に羽根を付けてあたかも鳥になって全体を観渡すことで、つなぎのすき間の問題が良く見えてきます。部分最適よりもつなぐ改善は大きな成果が現れます。バトンタッチの妙です

・ほとんどの人が最初から最後まで見ることはありません。これを機会に会社全体を見てみましょう

 

■筍■ ≪竹冠に旬と書いて、筍です。成長が早くたくましいのは、60もの節目があるからです

1日で1m近くも成長し、さらに2~3年で20mにも伸びるものがあります。しかも4月~5月の1ヶ月間でほぼ筍が竹に成長します。たくましいだけではなく、美味しくもあり、ご近所さんにお裾分けする楽しみもあります。合わせるように、山椒も芽吹きます。同調する季節の植物の妙も自然の素晴らしさを感じます

・人の年齢も還暦と言う節目がありますが、竹の節の数もなんと60個です。人間も自然の一部です

 

■笑う■ ≪笑って生きることで発想がプラス思考になり、より良い結果を生み出す原動力になります

これもまた身体心理学から来ている言葉です。悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるというそうです。でも笑うことは、逆に余裕を生み出す魔法の力をもっていると考えます。笑うから元氣をもらえたり、病氣も改善できたりすることもあります。マイナス思考になりがちの世の中を笑って、より良くしましょう

・余裕がない今だからこそ、箸が転がらなくとも空元氣でも笑ってウィルスを吹っ飛ばしましょう

 

■希望■ ≪将来の希望をもつことが、さらにより良いパフォーマンスをあげられるようになります

この年になって将来の希望なんて、夢も希望もないわと言いたくもなりますが、その時点で人生を諦めたことになりかねません。無理、ダメ、できないは、自ら壁を作り縮こまってしまいます。まだまだこれから、できる、やれる、OKと言い換えましょう。この料金は、タダでございます。生きているだけでも大儲けです

・だれも人生は二度とないと知っていますが、わかっていない人が多くいます。賞味期限も限定です

 

■捗る(はかどる)■ ≪手偏に歩くと書き、歩くは少し止まると書きます。止まる大切さがあるようです

忙しい時ほどちょっと立ち止まり、呼吸を整え、深くゆっくりと深呼吸をしたいものです。心が落ち着き始め、それ前よりも、仕事が「捗る」ことがあったと思います。止まるから捗るのではなく、止まって考え直すことがとても大切のようです。背景、目的、そして目標や手段は、本当で良いか考える時間をもちたいものです

・捗るという漢字を今更ながらに発見した漢字になりました。よく見ることで納得できました