企業家精神6月号

企業家精神                                                                           2022年6月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

月は衣替えの時期です。夏服に替えるのは見ていても清々しさを感じます。季節が夏に変わり、服も軽装にして動きやすく身の回りを整えますが、頭の中や考え方の方はいかがでしょうか?人も企業も変化対応力が求められます。行動も考え方も変える良い機会です。オンラインセミナー関係を取り上げました。

 

 

■やり方を変えてみる■ ≪この2年間はコロナ禍でセミナーのやり方もオンラインになり増えました

やり方を変えると言うより、変えざるを得ないことが様々ありました。この状況下でもやり方を変えることで、逆に売り上げを上げた企業も多くあります。環境の変化は常にありますが、それに素早く対応し試行錯誤を増やすだけでなく、どうやれば顧客満足度を上げられるかを常に考えることに前向きになることです

・今までの方法に固辞するのではなく、柔軟にもっと別な良い方法を模索するチャンスと考えます

 

■オンラインミーティング■ ≪マスク越しの顔は見えませんが、目は隠せません。目を観ましょう

欧州でコンサルティングをしている時には、理解しているかどうかは通訳を介在して確認する方法でした。お客様が理解しているかどうかを判断する方法を発見しました。理解しているか、していなかなどの判断は、目を観察すればわかったのです。目の色は違いますが、“目の輝き”は日本人も外人も同じです

・口紅は売れなくなりましたが、眉毛やまつ毛の処理やその化粧品群は格段に需要が増えています

 

■開始前■ ≪オンラインミーティングは立上の画面待ちが多く、参加する人のタイミングもずれます

開始時間の30分前から、主催者はお客様の訪問を待ちます。意欲のある方は、早目に入室されます。その貴重な時間を有効に使いましょう。インタビューをして色々な話を聞くようにします。セミナーで何をもって帰りたいですか?などどんどん投げかけていきます。話が多ければ最後のアンケートも良くなります

・意欲のある人ほど意識も高いものです。逆にせっかくの開始前の時間を最大限に有効活用しましょう

 

■投げかけ■ ≪楽しい感情は相手にも画面越しでも伝わり、相手も変わることで好感も上がります

少しの時間でもどう使うかで、そのセミナーの評価も違ってきます。はやり笑顔とハキハキした態度と元氣の良い挨拶は欠かせません。OKのジェスチャーも大げさにして、頭の上で大きな丸をつくります。レッドカード、イエローカードなども有効です。予め準備したイラストをスケッチブックで説明するのも好評です

・ありきたりのものよりも、手作り感があるものに人は引かれるものです。一工夫を常に考えましょう

 

■双方向■ ≪一方的になりやすいものを双方向にして、相手にも考えてもらうきっかけをつくります

往々にして一方的な説明になると参加者は、退屈してしまいます。1時間ごとの数分の休憩や章ごとにどうでしたかの振り返り、終わった時の感想の発表やこれからすぐにやりたいことを表明してもらうなどの工夫が必要になります。一言でも参加した人が発言するだけでも、セミナーに参加した意識が芽生えます

・楽しい動画やクイズも事前に用意して、自分で考えるようにすると良いコーヒーブレークになります

 

■意識付け■ ≪最初になぜ参加したのか、何を学びたいのか、何をしたいかを意識付けします

脳は意識したものしか反応はしなく、また記憶に残しません。逆にこれらを意識することで、8から9割も記憶に残せます。その簡単なテストも事前に行い、参加者の関心を引き寄せます。いきなり画面同士で講義に入るのは、戸惑いもあります。短時間でも最初に確認するだけで双方向になり意識付けになります

・1時間ごとに休憩を取るようにして、この時間のポイントはこれこれですと示すだけでも違います

 

■共感者を探す■ ≪画面で顔の見ることができれば、うなずきのある人を探しその人に集中する

セミナー会社や企業様の都合で顔を出さない場合は、セミナーの反応がわからず無味乾燥な感じです。顔を見ることができる場合は、反応の良い人を探してその人に話しかけるようにすると、共振してそれが周りにも不思議に伝わっていきます。その人を探すことで、早目にセミナーの雰囲氣も変えることができます

・これは既に他の講師でも実証済みのやり方です。数百人相手でもこの手法が使えます

 

■暖機運転■ ≪始まる前に楽しいことを話すことで、ワクワクやウキウキする暖機運転ができます

いきなり本題に入るよりも、遊び心をもって心を少し上機嫌に持っていく仕掛けも大切です。短時間で今日や今週の良かったこと、嬉しかったことなど「ほっこりニュース」などと称して口火を切ってもらいます。セミナーの暖機運転は、聞いてて良かったと共感できる話を用意すると、セミナーも良いスタートができます

・松田のHPには「ほっこり動画」と称して、6種合計12本掲載しました。ぜひご覧ください♪