企業家精神8月号

企業家精神                                                                           2022年8月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

22年余の間、毎月配信させていただいておりましたが、今回をもって時々配信すると言う「不定期配信」にさせていただきます。体力も氣力もまだまだありますが、能力の方が少しずつ低下しつつあります(トホホです)。勢いのあるうちに一区切りさせていただきます。過去のアーカイブもぜひご参照願います。

 

 

■考動■ ≪考動は前回のミスを反省し対策を考え、より良い成果を出すために少し賢くやることです

行動は言われたことをすぐにやることです。それも良いことですが、同じことの繰り返しでは成長はありません。より良くするために、前回のミスや失敗などの原因を考え、ひと手間、ひと工夫、ひと確認しながら少しでもより賢いやり方を模索していくことです。コツコツと努力の積み重ねをする大切さを学びましょう

・「こうどう」は、口が動く口動、人を攻撃する攻動、好きになる好動、幸せになる幸動もあります

 

■マネジメント■ ≪管理ではなく、むしろ経営と言うほど投資対効果を最大限に発揮するツールです

管理と言う直訳のコントロールではありません。投資に対して最大限の効果であるアウトプットを出すために、組織全体をすべてのことにベクトルを合わせて成果を出すことです。そのためには、何のために会社があるのか、人は何のために生まれてきたのか、最も基本的な思想や哲学も学ぶ必要があります

・マネジメント能力があるかないかで、結果や成果はまるで違うものになります。人間力が大切です

 

■全体最適■ ≪個々の部分最適ではなはなく、常に全体最適の考え方や見方をしましょう

個々の演奏者が優れていても、オーケストラと言う組織で成功するかどうかはわかりません。個々の力を利かしながら全体として良い演奏が観客に提供出来るかの考え方が大切です。俺が俺がと言う自己主張の塊になり、組織としてはうまくいかなくなるのが今までの結果です。チームとしてどうあるべきか重要です

・他責の考えでは組織は良くなりません。自責と考え組織や会社全体のことを考えて考動しましょう

 

■最新版■ ≪世の中は考えている以上に変化しています。情報も日々更新して最新版にしましょう

情報の典型の1つに新聞があります。今日は新聞ですが、翌日になればもう新聞紙(死)になって価値がなくなります。情報化の時代になり、その変化は想像以上に変化しています。もっているだけでも陳腐化してしまいます。毎日風呂に入るように日々点検更新して、先手先手と手が打てるようにしたいものです

・常に変化しているので、変化に追従できないと取り残されます。常に上流に向かいたいものです

 

■失敗を恐れず■ ≪成功した人は良い多くの失敗を体験しています。批判ではなく援助が必要です

ごはんに味噌汁、パンにバターと言うように、人にはミスや失敗はつきものです。新しいことに挑戦していくには、失敗を恐れずにその挑戦する姿勢に応援や支援をしてあげることがとても大切です。責任はその上司や先輩が積極的に受け持ち、部下を成長させる機会を増やすことが、組織を強くしていくと考えます

・誰一人自転車乗りや水泳を一発でできた人はいません。そばに支援者がいることが大きな支えです

 

■知恵■ ≪データから情報を引き出し、情報を活用し自らの知恵に変換してこそ人間たる所以です

 常に畑を耕耘してかき混ぜながら良い土づくりをするように、データから必要な情報を探り出し、さらに組織の力を活用し、試行錯誤と言う肥料を混ぜながら知識を生み出していきます。さらに自ら考えて考え抜きながら、自ら考動し、価値を上げていけるように「知恵」と言う正しい羅針盤をつくることが求められます

・あるべき姿は何か、物事の本質は何かなど、人間しかないもっていない知恵を磨きたいものです

 

■教える時に学ぶ■ ≪教えることで学ぶことが多くあります。理解できないのは自分のせいにします

コンサルタントになって、答えを教えることが逆に相手は何も考えなくなったことを経験しました。それ以来答えを言わないコンサルタントになりました。また、相手が理解できないのは相手のせいにしてもダメで、あの手この手何でもやってみることもできるようになるものです。他責から自責の姿勢に替えましょう

 ・教えることで、聴く力、質問する力、考えてもらうこと、口八丁手八丁などを学ぶ機会が得られます

 

■本質は何か■ ≪企業とは、人間とは、問題の本質は何か、と言うことを考えるきっかけが大切です

コンサルタントになって多くの失敗を重ねてきました。その時に下から見上げる景色や雰囲氣も同時に感じ取ることで違う視点を発見しました。常に第三者の視点をもち、さらに背中に羽根をつけて鳥の眼、俯瞰する眼を意識してもつことは大切です。本質の海は深く底なしです。魚の眼、虫の眼も大いに使いましょう

・お氣付きのようこれらのエキスは、ドラッカーや先輩方々の格言でもあります。日々精進です