企業家精神2023年2月号

企業家精神     不定期発行第3回                                  2023年2月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

やることのうち三日坊主が多かったのですが、今年は「一日一言」を読むようにしましてなんと1ヶ月続いています。安岡正篤、松下幸之助、中村天風、森信三の4氏の「一日一言」の本を引っ張り出して、4氏の言葉をピックアップしてノートにも書くようにしました。積読から少し読書に近づいてきました。

 

 

 

■夢の実現■ ≪夢は実現するのだと、勘違いでもやれると思った人が夢を実現させるものです≫

「まずは思うことが大事だ」と松下幸之助の講演会で答えたことを、本氣になって取り組んだたった一人が、稲盛和夫だった逸話があります。まずは一歩踏み出して、実行を始めることが大切です。そして、迷わずにそれに突き進んでいくことで、夢を実現できます。夢中になれるものを1つでももっていますか?

・常に向上心を失わないことが大切です。そのためにも他人の話を素直に聴く力が必要と思います

 

■諦めない■ ≪諦めない人は、諦めることだけを諦めているのです。ちょっとしたことです≫

諦める人は、できない理由や言い訳を探しています。その間は迷っており、何も手につきません。でも、できます!やります!と言ってすぐに行動することが、諦めることを遠ざけます。考え込むのではなく、小さなことからやり始めましょう。一所懸命に繰り返していけば、習慣化し諦めない人に近づいていけます

・リーダーがすべき精進の1つに、諦めないでだれにも負けない努力をすることがあります

 

■学び■ ≪人間関係が難しいのは、そこからたくさん学ぶべきことがあるからです。チャンスです≫

会社の問題の本質は、実は社内の人間関係がほとんどです。多くの企業に入り込み観察していたら、どこの会社も同じ問題を抱えていました。簡単なことなら、あなたにその問題や課題は与えられないはずであり、降り掛かってはこないものです。問題も前向きに仲間と一緒に、チャンスとして受け入れましょう

・問題や課題は意外にも身近なところにあります。つまりどの会社も問題の本質は同じことなのです

 

■本氣■ ≪本氣でやろうとするほど、小さなことが氣にならなくなって前に突き進んでいけます≫

決意をすると、周りの余分なこととそうでないものとが区分でき、本質が段々と見えてきます。だから本質に集中できるようになれます。目の前のモヤモヤが次第になくなり、晴れ間から目標を見るけられるようになります。迷いがあると力が分散してしまいます。だから上手くいかないのです。集中しましょう!

・本氣になれるように目的や目標は見える化して、ぶれないようにしたいものです。まずはメモ!

 

■努力■ ≪努力している人はまだまだ努力が足りないと言い、そうでない人は、努力していると言う≫

これは、謙虚さの違いと考えます。謙虚な人には、さらに見えない力が不思議に後押ししてくれています。言い訳する人は他責にしてしまい、自分は問題ないと勘違いしています。もっと謙虚になりましょう。努力すればするほど他責にしなくなり、迷いも少なくなり謙虚になれできることが増えてきます

・煩悩と失念があり過ぎるので、少しでも良くしたく手帳とメモそしてノートも活用しています

 

■捨てる■ ≪捨てる勇氣があるほど、また捨てれば捨てるほどできることが増えていきます≫

得ようと思っても、逆に減っていくものです。捨てることができるから、次に集中することができ、得るものが多くなるものです。出し惜しみしないことも大切で、出した分以上に後で、回りまわってくるのが世の常だと思います。断捨離と言う常葉もありますが、要る要らないの判断が即できる訓練をしたいものです

・工場は赤札作戦と言って、要らないものに赤札をつけて見える化をして廃棄する手法があります

 

■他人■ ≪他人とは、自分の知らない自分を教えてくださる人であり、耳の痛いことを言います≫

対面は難しいこともありますが、オンラインなども大いに活用し対話のチャッチボールをしたいものです

・まずは自ら発信して受信をしてもらい、そこから発信してもらう工夫も大切にしましょう

 

■限界とは■ ≪自分がそう思った時が限界となり、思考も行動も止まってしまいます≫

ビジネスでのリソースである人・物・金・情報・戦略、技術、時間などがありますが、唯一限界のないものがあります。それは人の能力です。できる、できないは、心の問題です。やりたくなければ、物事は良い結果につながりません。逆にできると想って突き進むと、道は拓けるものです。限界と考えないように!

・ドイツの諺に「忙しいのは忙しいと言った時」と言うのがあります。口にしないようにしましょう