テーマ⑧ 標準作業

 

 


Tシャツの畳み方- 1

 これは、器具を全く使わないでTシャツを畳む方法です。ずいぶん前に「伊藤家の食卓」の番組内で紹介されたものです。その週のもっとも良かったので、賞金20万円だったと記憶してます。さらに年間の大賞にも選ばれて、さらに賞金100万円を獲得されたほど画期的な方法でした。

 実際にやってみると、1回では難しいものです。でも練習をすると簡単にできます。長袖でもできるようになります。見ただけではできないものです。実際にやってみることが大切です。さあ、やってみましょう。

 ドイツの軍隊は、すべての衣服をA4サイズに畳むことを徹してやらせるそうです。さすがにDIN規格で、A4(297×210mm)などを決めたお国柄です。(約30秒)



Tシャツの畳み方- 2

 器具がないと作業が不安定になりやすいものです。そこで、現場では機械や設備や治工具が用いてある基準を設けます。Tシャツの畳み方の治具を考案した人がいます。

 使うものは、自宅にある段ボール、ガムテープ、カッター、モノサシです。ですから費用はほとんどかかりません。裁断のサイズも紹介されていますので、実際に作成してみましょう。3歳の子どもでもできるようになり、ママのお手伝いもできます。

 当時、プラスチック製の同じような製品が、アメリカで発売されました。よく見ると中国製にもかかわらず、ドイツで約20ユーロ(約2千数百円)もしました。(約36秒)



レジでの標準作業

 このファストフードの店では、支払いはカードが標準作業です。店内では、クッキングからピッキング、セッティング、そして支払いまでとてもリズムよく流れ作業になっています。

 そこに1人だけ、現金で支払おうとした途端に、すべてのリズムが狂ってしまいました。彼に周りの視線も冷たい目が一斉に注がれます。ピザを買う時は、ビザ(VISA)カードかと思ってましたが、ハンバーガーでも使えることを知りました。てへ!(約30秒)