企業家精神7月号

企業家精神                                      2015年7月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■伝わる■ ≪正しいことを伝えようとする時こそ、一歩引いて話をするように氣をつけましょう≫

正しいことだから相手に伝わると思いこみ過ぎると、相手は身構えてしまうことがあります。正しいと思っても相手の受け取り方は色々ですから、少し引いて言い方や声の大きさなど配慮することも必要かと思います。どう伝えたらよいかを考えて、相手に確実に伝わるようにしたいものです

 

■受け入れる■ ≪お互いに色々な考え方があることを、念頭に置いて耳を傾けたいものです≫

最初の心構えとしてお互いの正しさを正当化することではなく、まず色々なことがあることを受け入れる姿勢で耳を傾けて聴くことを大切にしたいものです。最初にこのことを意識しておくと、新しい発想やヒントが生まれやすくなります。本当にさじ加減程度でも、相手の態度が変わってきます

 

■心の空間■ ≪自分次第で大きなキャンバスを描くことができます。それなら大きい方がいい!≫

心の大きさは、自分で自由に決めることができます。どうせ描くなら大きな空間を、持っていた方が良いと思います。大きな空間があると余裕が持てて、相手の言いたいことが受け止めやすくなります

 

■リーダー■ ≪権威で人を動かすのではなく、信頼関係で人を動かしたいものです≫

リーダーは、現在の激変する市場の変化に大切な存在になってきました。マネジメントは多様化した複雑なものに対応するものであり、リーダーは変化に対応する課題を見直すものと考えます。リーダーのためなら一緒に取組みましょうとなると、メンバーの結束力は強くなり市場の変化にも対応しやすくなります

 

変化■ ≪世の中が変化しているので、変化させることが大切になります。自ら仕掛けましょう≫

世の中の経済も環境も猛スピードで変化しています。ビジネスチャンスは、待っているのではなく待ち構えるくらいにしたいものです。そのためにいつも自ら仕掛けるように、イメージして取組みたいものです

 

■モチベーション■ ≪モチベーションを高めるには、お金ではなく仕事に対して評価されることです

会社に来て給料をもらうことは表面上の動機ですが、実は仕事において自分の仕事を認めて欲しい点にあるのです。このことを、上司も部下も氣づいていない人が多くいます。評価する、評価してもらえることを意識して声を掛け合うことで、職場が盛り上がってきます。すぐにやってみませんか?

 

■感情■ ≪人は感情の動物と言われます。ゆえに一人ひとりに違った対応が必要になります≫

十把一からげでは、職場の人間関係は回りません。手間はかかりますが、個別に対応することが大切になります。大切に思われることで、相手も少しずつ変わっていくと思います

 

■人生=百■ ≪楽しいこと:8×8=64、悲しいこと:4×9=36。合計は100=百になります

ある冊子で見つけました。人生を百の数字だとすると、このような数字になるそうです。64+36=100ですが、良いことや楽しいことは悲しいことや辛いことの倍もあるというものです。世知辛い世の中では、なおさら「はっはっはっ」と笑って、楽しいことが多くなるようにしたいものです

 

■弱点■ ≪弱点を克服するのではなく、強みをさらに伸ばしていく取組が大切です≫

8割の人が、自分の弱点に眼が行ってしまうと言います。成功したいのなら、自分の弱点に眼を向けるのではなく、自分の強みを再確認して、それを伸ばしていくことの方が成功に近づくことができます

 

■規律■ ≪人間力を鍛えるには、厳しいことですが自己規律を高めることが大事です≫

セミナーで職場の鑑の話をよくしますが、その職場は上司の自己規律で決まると言っても過言ではありません。厳しいことですが、それができるようになると自然に職場も心も磨くことができます

 

■ピース■ ≪無理やり押し込めるのではなく、少し浮かしてお互いのことを思いやってはめ込みます≫

カボチャの南蛮煮を作る時小なべに入りきりませんが、出汁を入れて沸騰させることで見事にカボチャが鍋に収まります。煮込んだ後は、お互いの角も取れています。出汁はお互いを浸透させる力があります