紙に描いて、立体をイメージすることはとても難しいことです。そこで段ボールを使って実物と同じ大きさにして、あれこれとカタチを変えながら、たくさんのアイデアをすぐに具現化する手法です。この事例は、米国の大手企業の工場です。これは5日間コースで、多くの参加者が参加して取組んでいます。段ボールでカタチができれば、役割分担もプラカードをつけて人の動きもシミュレーションして、短期間で完成イメージを作ります。
松田のやり方も同じをしていました。欧州では、2~3日間でやっていました。設備や治工具だけでなく、レイアウト変更も取組んでいました。
段ボールは、カッターやガムテープですぐに考えたカタチの加工ができます。しかもコストも安くできますので、より良いアイデアが具現化できます。プラ段も色々な色もあり、紙ボコリが出ない優れたツールです。
(約114秒)
段ボールとパイプ材を使って、公道で走れる世界最遅!のポルシェです。ドイツで実際に作られて有名になった自動車ではなく、中身は自転車のポルシェです。
昼間に見るとキラキラして凄い光沢があり金色に見えますが、実は食品用ラップフィルムで覆われているからです。夜にはヘッドランプも点灯させることができますが、車体が見えないので、やはり昼に見る価値があります。
雨の日には、ラップが巻いてあるのですが絶対に乗らないそうです。その氣持ちは理解できます。
(コマ数:11コマ)
段ボールと言うよりも厚手の紙です。実は、トイレットペーパーの芯を使ったクラフト(工芸品)の作品集です。トイレットペーパーの芯は使うことがなく、普通は廃棄物になりますが、それをクラフトの材料に使う発想をしたことは良いヒントです。使い方次第でクラフトの材料になります。
芯を覗き込まないことには、影絵を見ることができません。まるで動かないエコな万華鏡ですね。
(コマ数:6コマ)