企業家精神8月号

企業家精神                                     2015年8月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■本質■ ≪私たちは人間として、何のために生まれてきたのでしょうか?どう説明しますか?≫

自己実現とか自己成長は、もっともな説明です。でも私たちは一人で生きているわけではありません。周囲の人のお世話やお蔭で生きています。私は、相手や周囲の人を幸せにするために生まれたのだと話をします。周囲の人が幸せになるようにできるように、自らの価値を上げることに努力したいものです

 

■知恵■ ≪不満、不便、不足があるからこそ、知恵が生まれます。逆境?有難いことです!≫

困るからこそ、知恵が生まれるともいわれます。ヒトは、サルと比べると特に体毛がないことがハンディでした。寒いから暖をとるために火を起こし使うことを始めた。火から土器、武器を産み出したのです。時間がない、人が足らないなどと愚痴をいうより、無いから何でもできると考えると知恵が出始めます

 

■自問自答■ ≪神様も応援してあげようと思うほど努力しましたか?やったつもりになってませんか≫

自分でやるだけやったと思っていても、すぐに妥協してしまう自分がいます。本当で誠心誠意努力したかを自問自答しながら、中身の濃い人生を過ごしたいものです。あなたの持っている能力、才能、情熱を人のために使ってみませんか?眠っていたこれらが目覚めてきます

 

■相手中心■ ≪自分中心の考えだと見えなかったことが、相手中心になってみると見えるものです≫

視点を自分に向けてしまうと、つい自分の都合に陥ってしまいます。でも相手の視点で見直すと、もっとこうしてあげた方がもっと喜んでもらえるかもしれないと、色々と考えが湧いてくるものです

 

伝え方■ ≪難しいことを優しく、優しいことを深く、深いことを面白くして、相手に伝わる工夫を!≫

井上ひさし氏の言葉をアレンジしたものです。コンサルタントの多くは、専門用語や外来語を多用しがちで、優しいことを難しく、難しいことをさらにわかりにくく解説をして、自分の偉さや威厳を誇示しています。相手の立場に立ってみて伝わる方法を模索していますが、あなたはどう伝えようとしていますか?

 

■上司■ ≪部下を活かすことが仕事です。そのためにあなたは何を心掛けますか?

松下幸之助は、上司には愛嬌が必要とも言っています。職場の雰囲気は上司で決まってしまいます。部下を活かすには、彼らが活躍する場の提供や環境を整備することがあります。さらに大切なことは、動機付け、仕事の意味付け、組織として動くように仕向ける、信頼関係を築くなどがあります。さてあなたは?

 

■言葉の力■ ≪「疲れた」と一言言うと一気に疲れます。「元氣です!」と言えば元氣が出ます≫

マイナスの言葉を口から発しないこと、そして辛い時こそプラス発想の言葉を発したいものです

 

■メリハリをつける■ ≪いつまで、どこまでと仕事の後始末をもっとけじめをつけてみましょう≫

仕事が収束しないものが多くあると、イライラしてしまいミスが多くなります。目標、期限、どこまでやるかという着地点などが明確になっていないことがあります。はじめにこれらを明らかにして、途中にも修正をしながら、けじめをつけて仕事をしてみましょう。消込などの終わりの儀式も考えてみましょう

 

■つながる■ ≪成果が出ると、人とつながったという感覚が生まれ、仕事を面白くしていきます

改善が自発的に繰り返すには、まずムダをなくすことがあります。そして作業、工程、仕事をつなげていくことです。これらがバラバラだと成果は出てきません。つなぐ時に労力や努力が必要になりますが、それを乗り越えてつながった時に、仕事の面白さがわかります。積極的に手をつないでみましょう

 

■説得■ ≪指示命令では人は納得しません。相手に対して丁寧に説得することが必要です≫

人は理解するだけではなく納得することで、その仕事に熱心に取組むことができます。上司として部下に対して丁寧な説明で、納得できるだけの準備や心掛けの努力をしたいものです

 

■新しい三K■ ≪貢献、考動、厚情という相手を思い浮かべて取組む心掛けです≫

相手や周囲の幸せを願い、積極的に行動ができる「幸動(こうどう」につながればと願っています