企業家精神10月号

企業家精神                                                         2015年10月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■人間性■ ≪ピンチの時や決断を迫られた時にものをいうのが人間性です。普段の行いが出ます≫

普段から整理、清掃、整頓、挨拶といった基本を励行し、いつも人間性を磨いておくことです。一つひとつの業務や仕事を、大切にする心を養っておきたいものです。いざという時に力が発揮できるように、これらを普段から実践したいものです。少しずつ人間性を磨きながら、実力を高めていきたいものです

 

■信頼■ ≪一人ひとりが業務に全力で励む姿勢が、企業の信頼を作り上げていく基本になります≫

信頼は、人の誠意の積み重ねだと考えます。まるで城の石垣のようです。重い石ですが、ち密に積み重ねないことには、高く積み上げることができません。一つひとつ確実に、回りのことを鑑みながら取り組む必要があります。信頼は、細かなことの積み重ねが大切です

 

■選ばれる■ ≪商品をいかに売るかではなく、お客様にいかに選ばれるかという考えを持ちましょう

いかに売るかは自分の立場に立った考え方です。市場は、ますます変化の度合いやスピードを増しています。その中で企業が生き残っていくには、商品がお客様に選ばれるかという相手の目線や態度がないと変化に追従できなくなってきます。自分の視点ではなく、お客様視点で看るとヒントが見えてきます

 

■自信■ ≪小さなモデルからやってみて失敗を重ね、小さな成功体験から自信を身につけます≫

まず小さなことからやってみることです。頭で考えていたことよりもまず手足や体を動かし、あれこれ試行錯誤する繰り返す過程で、小さな成功体験を得ることができます。それが積み重なるとやがて自信となって、次第に大きなことに取組めるようになります。まずはすぐに行動し、やり方を変えてみましょう

 

■新しいこと■ ≪新しいことの99%は失敗しています。あとの1%の可能性を信じ挑み続けましょう≫

新しいことに挑めば99%は失敗していることが、歴史から見えます。成功した1%は、可能性を信じて諦めずに取り組んだ結果です。何事も100の内1つでも成功するならば、99の失敗は成功するまでの過程と考えてしまいましょう。少し考え方を変えることで、不思議に次に挑む元氣が湧いてきます

 

■何もない■ ≪手元に何もなくても、他人が持っていることがあります。まず人に訊いてみましょう≫

あなたがやりたいと思っていて、もしそれが手元になければ周りの人に伝えてみましょう。真剣になって伝えると、他人もそれに感化されて一緒になって応援してくれます。何がしたいのかとことん考えてイメージが描けると、相手も応えてくれるものです。ないからこそ多くのことができると考えてみましょう

 

■素早く■ ≪ダラダラしていると10個のうち、やりたいことの7つは悪い結果になるものです≫

武士道のよりどころになっている「葉隠(はがくれ)」に、このようなことが記載されています。ダラダラやっているから外からのノイズ(雑音や外乱)の影響を受けてしまい、描いた状況が次第に悪くなっていくものです。短い時間でキビキビとやる素早さが、きちんとした仕事を多くしかも完結できるようになります

 

■社会貢献■ ≪企業のやるべきことがこの社会貢献です。そのために私たちは働いています

目先の仕事のその先には、後工程やお客様や社会があります。多くの人は、自己中心の目先の仕事しか目に入っていません。それは仕事ではなく、作業の領域の狭い取り組みに陥ります。もっと先を見た仕事をして、仕事の意義つまり社会貢献をしていることも考えながら取り組みたいものです

 

■行動力の差■ ≪最初の第一歩を、素早く踏み出す勇気を持っているかいないかの差です≫

何の失敗を恐れていますか?何を心配していますか?このわずかな差が大きな行動力の差、そして成果の差になっています。まずやってみるという精神で取り組んでみましょう。勇氣にコストは掛かりません

 

■次の行動■ ≪行動したことで多くの氣づきが生まれます。その氣づきを次の行動につなげましょう≫

考えて行動するという「考動」で氣づきが生まれ、次の考動の一つのきっかけが頭に浮かびます。それを次のきっかけにつなげましょう。勢いがついて、これが連鎖反応するようになります。仲間とともにやれば、さらに相乗効果も生まれます。眠っていた人も目覚めてきます。さあ空気を動かしましょう