企業家精神1月号

企業家精神                                                               2016年1月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■変化■ ≪世の中がますます変化していますが、それに合わせて変化していけばよいのです≫

世の中の変化のスピードが速すぎるというのは、もう言い訳になります。自分の変化のスピードが追い付けないからそのような言い訳が出てしまうのです。言い訳を考えるよりも、いかに素早く変化することを考えた方が得策です。体を動かすことにより、頭も動き始めます。簡単なことは、5Sから始めることです

 

■ワクワク■ ≪ワクワクした態度になると、よりワクワクした嬉しいことを呼んできます≫

心の中まで笑顔でいると、自然にワクワクしてくるものです。これも訓練ですが、夜寝る前に言葉に出して囁いてみましょう。明日はいいことあるぞ!でもOKです。朝起きたら、鏡に向かって笑顔をつくります。恥ずかしいけどやってみましょう。自然に体の中からワクワクしたプラスのエネルギーが湧いてきます

 

■肯定■ ≪プラスの言葉で相手を全面的に肯定してみると、相手もこちらにプラスの感じを持ちます

思ったことが顔に出やすい人もいますが、ちょっとマイナスのことを考えても何気なく些細な態度や言葉の端に出てしまいます。逆にいつもプラス思考になって、相手を肯定してみましょう。最初からこの人はいい人だと肯定して話を聴けば、相手もそれを感じて肯定的な話をするようになると思います

 

■仕事■ ≪仕事は正しくつなぐことで成り立ちます。1つでもつながらないと仕事が成立しません≫

1つの仕事と言っても、受注から納品、さらに代金回収まで数十の工程があります。まるで綱渡りのような伝達ゲームそのものです。早く、効率良くと考えてしまいますが、仕事はまず正しく、正確に伝えることが肝心です。少々手間が掛かっても、相手に伝わったことを1つ1つ確認するようにしたいものです

 

■積極的態度■ ≪セミナーに参加する時に、前の席と後ろの席に座る人の年収は2倍も違います≫

積極的な人は、行動に出てきます。セミナーでも、前の席に着く人と後ろの席に座って腕組みをする人の年収は2倍も違うそうです。企業訪問をしても同じことが言えます。今は年収が少ないかもしれませんが、行動を積極的にしていけば地位も収入も向上していくと思います

 

■言い回し■ ≪薬を逆から読めば、リスクになります。怒りを逆から読めば、理解になります≫

ピンチを少し言い回して読めば、チャンスとなります。薬も使い方次第で毒にもなります。毒も処方次第で薬になります。怒りがあっても少し落ち着いて、相手のことをもっと知ろうと思うと理解し始めるものです。心の持ち方次第でかなり変わっていくものですが、良い方向をいつも考えたいものです

 

■働き■ ≪ただ汗を流すという自己満足ではなく、人のためになる成果として仕事をしたいものです≫

自分が一所懸命に働いているから仕事をしているので、働いているのだと勘違いしている人が多くおられます。後工程やお客様に本当に役に立っていることを確認しながら、成果にむすびついているかどうか仕事のやり方を振り返る機会を定期的につくりたいものです。仕事は1人でできないものです

 

■1%■ ≪役に立つものの割合や本当に価値あるものの割合は、ほんのわずかです

ブランド品や薬価、飲料水の原価は、およそ1%程度です。本を読んで共感する部分を書き出してみても、やはり1%程度で収まってしまいます。逆に本質を見極める眼力を試されているようにも思えます。モノの本質は何かと意識することで、さらに価値が発見できると思います

 

■笑顔■ ≪ただで人に提供できて、人に喜ばれるものが笑顔です。練習でできるようになります≫

笑顔とそうでない人の割合は、パレートの法則と言われる2:8です。2割の人しか笑顔になっていません。これは私の体験での数値ですが、積極的な人とそうでない人の割合も同じです。笑顔で接すると相手も笑顔になってくれることが非常に多くの場面であり、結果も良いものになります。練習が大切です

 

■一手間■ ≪サービスや思いやりの心掛けは、一手間を掛けることです。1秒の余裕、1秒の感謝≫

以前の会社で、遠くからお越しになった人に歩きながら、「どうも」と挨拶をしただけで通り過ぎってしまったことがありました。ある時に氣づき、1秒立ち止まり、1秒感謝をこめて「いらっしゃいませ、ご無沙汰しております」と挨拶することにしましたので、私自身も相手の方もちょっといい感じになったかと思います