企業家精神3月号

企業家精神                                                     2016年3月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■生きる■ ≪ただ生きているのではなく、相手や周りの人も良くなるような生き方が大切です≫

生き方は人それぞれですが、生まれてきた目的はお互いが幸せになることです。人や企業の幸せとは、人間関係が良くなることですが、まず相手を認めそして自分のことを他人のように客観的に見ることも必要です。自分は自分のことを良く思い込みがちになりますので、いつも客観視したいものです

 

■声掛け■ ≪落ち込んだ時や辛い時ほど、優しい言葉が相手の胸に伝わります≫

良いことばかりが続くことはなく、むしろ失敗や悪いことの方が多いのが世の中です。人の心の余裕がなくなりつつあり、人間関係もスムースに行かなくなることが多くなっています。だからこそ、ホッとするような一言がいつでも職場で声掛けができるように、いつも仕事の段取りや手順を改善しておきたいものです

 

■褒める■ ≪まず相手が好きなこと、夢中になっていることなど事前調査をすることが大切です

褒めてもらいたいのは誰でも望んでいることですが、ピント外れのことを褒められても嬉しくはありません。まずは相手を観察したり、事前調査をしたりすることです。それ自体が相手に感心を持つことで、好きになることで気づくようになります。さらに一言自分なりのコメントを添えることで一層喜ばれます

 

■受け止める■ ≪そのままオウム返しするのではなく、まず受け止めて自分なりの視点で応えます≫

相手の言うことを、そのまま反射的に返すことが実に多くあります。雑念や勘違いも含んでおり、賢い対応とは言えません。いったん受け止めて、ちょっと考えて自分なりの視点で応えるようにすると相手は意外性のある対応に嬉しくなるものです。その対応として、「いい質問ですね」と一言加えてみましょう

 

■有限■ ≪時間は有限です。それを活かすには、やらないことを決めることが大切です≫

やることを決めるのは、やらないことを決めてから優先順位をつけるやり方が大切です。何でもやりたいのが普通であり、何でも取り込んでしまうので結局何もできなくなるのです。具体的にやることを絞っていく作業が必要になります。考えたことをまず紙に書いて、整理することから取り掛かりましょう

 

■心のサイドブレーキ■ ≪思い込み、固定観念、先入観という心のサイドブレーキを外しましょう≫

悩んで考え込んでしまう時は、視野や考え方が狭くなってしまうものです。そのような状況になると良い解決策は出てこないようになります。その対策として、周囲の人に話しを聞いてもらうことや思っていることを書き出すことがあります。一端心を大きく開放してから、積極的な解決策を考えましょう

 

■失敗■ ≪自分中心に考えると失敗しやすくなります。相手の身になって考えてみましょう≫

失敗の多くは、自分中心の考え方を相手に押し付けることが要因だと思います。勘違い、思い違いなどのずれは、相手の立場を考えていないために生じています。相手を知る、さらに相手を理解するところまで入り込むことで失敗や行き違いも少なくなります。人間関係のコツは、相手を理解することです

 

■第三の眼■ ≪いつでも自分を客観視できる第三の眼を持つことで、自己中心から解放しましょう

私たちの眼は、自分を見るようになっていません。その割に相手を見ているかと言えばそうではないようです。人間関係の失敗は、自己中心的な考えで相手に接しているからだと思います。自分と相手と向き合っているその頭上で、第三の眼で客観視できる眼で自己中心にならないようにしましょう

 

■面倒■ ≪面倒だから面白いのです。面倒くさいことを面倒くさがらずやってみましょう≫

嫌なことや面倒なことは誰もやらないものですが、商売や新商品の開発も誰もやらなかったことがきっかけになったものです。新しい商売や新商品が発明された経緯は、困っていることや面倒くさいものをもう少し突っ込んで取り組んだところに、解決策や改善案を見つけたものです。とことんやってみましょう

 

■改革■ ≪改革をするには、果敢な熱意、冷静な判断と勇気ある決断そして即実行することです≫

改革は簡単にできるものではないですが、改革をしないことには企業は生きのびることはできなくなっています。一番大切なのは、トップの熱意であり、さらに冷静な判断、勇気ある決断が必要です。でも躊躇しているとタイミングを逃してしまうことがあります。決め手は、素早く決断し即実行する行動力です