企業家精神4月号

企業家精神                                                     2016年4月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■笑顔■ ≪顔には表情が出やすいものです。でも笑顔は相手の心を和ませる力があります≫

「おもふ」という言葉は、「おも」つまり顔というのが語源のようです。嬉しいことや悲しいことが、パッと感情が顔に出ることから「おも・ふ→おもう」という動詞になったそうです。相手に不安や懐疑の気持ちを持たせないように、心から相手を和ませる姿勢を持ちいつも笑顔でいたいものです

 

■仕事■ ≪楽じゃないけど楽しいというくらい充実したいものです。努力の積み重ねが重要です≫

仕事は事に仕えることとも書きますが、自ら興す仕事は少なくむしろ他人から依頼があってのものです。そのため自分の都合より相手の都合になってしまいますが、仕事をすることで依頼者から喜んでもらえるというご褒美があります。そのご褒美は、日々の努力の積み重ねの賜物で生まれると思います

 

■発信■ ≪情報は発信する人に集まります。情報が欲しいのならまず発信していくことです≫

息をするが如く、吐いてから吸うという自然な呼吸のリズムのように、出せば入る、与えれば与えられるという自然の法則のように振る舞いたいものです。必要な情報が欲しいならば、まず自分から発信をして人に与えられるようになると、自然に自分の欲しい情報が少しずつですが集まるようになります

 

■名刺■ ≪名前だけでなく写真を入れて、顔が見える工夫をして名前と顔を一致させましょう≫

名刺は多くの情報を持っていますが、多くの方の名刺にはその機能が十分に活かされていないようです。写真もしくはイラストを併記することで、すぐに顔と名前を一致できるようになります。顔を思い出すことができれば、逢った時のことも思い出しやすくなります。名刺を単なる道具から武器に換えてみましょう

 

■使命■ ≪いかに命を使うかと書きます。すなわち人生の質を求められます≫

一度の人生を日々意識して、自分の大切な時間と命をいかに使うのかと考えましょう。時間を上手く使うヒントは、少し朝早く起きて自分の時間を持つことだと思います。通勤や休憩時間だけでなく、モノ探しの時間もなくすことで、時間を有効に使い大切な自分の人生の質を向上したいものです

 

■交渉■ ≪意外に大切なことは良い雰囲気づくりです。笑顔やユーモアそして綿密な事前準備です

前に進むには足を一歩踏み出すことですが、道が険しく困難であれば足も踏みだせません。その対応として綿密な事前準備があれば踏み出せるかと思います。そして雰囲気作りは人間の心を結びすける大切な事前準備です。スムースな会話の話題作りや日頃のユーモア精神を鍛えたいものです

 

■反省■ ≪上手くいかなかった時だけでなく、上手くいった時にも反省をしてみましょう≫

失敗や不具合のあった時は、原因追求して反省し対策を取っていくことが当然のようなっています。しかし上手くいった時には、なぜ上手くいったのか、そのやり方をもっと工夫する点はないかなど考えないものです。上手くいった時も、もっと良くするにはどうしたらよいか考えることで差がついてくると思います

 

■ヒント■ ≪考え始めるには気づきが必要で、そのためにヒントをタイミングよく提供することです≫

ヒントを提供するのが上司の仕事になります。考え始めるきっかけを作るのがヒントです。教えると考えなくなり答えを求められるようになりますので、あえてヒントを出すことで部下が考えるようになります。阿吽の呼吸といわれますが、お互いのタイミングを合わせるためにいつも部下に関心を持ちたいものです

 

■発想の転換■ ≪これしかないというのではなく、実は無数にあるのだと考えてみましょう≫

問題やトラブルに直面した時に、すぐに考え込んでしまう癖を誰もが持っています。その時に一呼吸おいて、実はまだまだ選択肢や代案は無数にあるのだと考えましょう。選択肢を持っていなくても、少し考えればまだあるのだと、一呼吸の心の余裕を持つだけでも他の道が見えてくるものです

 

■具体的に考える■ ≪アイデアがでないのは、普段から具体的に物事を考えていないからです

物事が前に進まないのは、物事を具体的に考えていないからだと思います。目的は何か、そのためにする目標はどれくらいか、目標を達成するための手段は何かなど、手順を追って行けば状況に応じてアイデアが出やすくなります。この流れを習慣化していくには、メモを書くことが簡単な方法の1つと思います