企業家精神6月号

企業家精神                            2016年6月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×などと評価してみませんか?氣づきが生まれます

■まさか■ ≪想定外をどう捉えるかは、今まで氣づかなかった領域が増えるチャンスと考えましょう

急な依頼や大きな案件の受注などがあると、それはムリです、出来ません、忙しいですとすぐに言い訳を考えてしまうものです。そのような想定外の出来事は、できる人のために仕掛けられたチャンスとして捉えましょう。肯定的に捉えることで、知らなかった自分の才能、能力が発揮できる可能性が拡がります

 

■ぶれない■ ≪日々飛び込んでくる甘い誘惑に負けない、ぶれない自分の生き方をしたいものです

生きている時間は振り返ってみると、短く有限であることを感じます。私欲に振り回されず日々の時間を大切にして、誘惑に流されない生活を心掛けたいものです。そのためにも規律を持ち目標も掲げて、日々振り返りたいものです。そのためのヒントに手帳や日記があります。もっと活用したいものです

 

■節約■ ≪努力や勉強、相手への思いやり、感謝の氣持ちなどは、一切節約はしたくありません

1日の持ち時間の24時間は誰でも同じです。でもその時間の使い方には大きな違いがあり、しかも無限に使えるものです。ダラダラとしたムダに過ごす浪費という使い方を節約して、自己成長や自己実現に向けた活動に注ぎたいものです。せっかく人として生まれたのですから、有効な時間を精一杯使いましょう

 

■挑戦■ ≪少しでも上に向かって日々挑戦していくことで、負けない心を鍛えることができます

人生は、大きな荷物を背負って山を一合ずつ登っていくようなものです。筋肉と同じように、心の筋肉も鍛えられると思います。そこに襲ってくるのが、もう止めよう、転がり落ちるかもしれない、休めば楽になるぞ、先に行っても何もないぞといった誘惑です。誘惑に負けないためにも頂上をしっかり見極めましょう

 

■仲間■ ≪一人でやるよりも、氣心の合った仲間とやるともっと大きなことができます

1人では一馬力ですが、たくさんの仲間と一緒になれば何馬力にも力強くなるものです。それ以上に精神的な結束力が生まれます。そして、一緒に仕事をする仲間の努力を何とか成果に結び付けようとするお互いの助け合いの想いが、さらに大きな仕事をやり遂げようとするやる氣も生みます

  

■おもてなし■ ≪見返りなしにこの人のために、何かしたいと先回りして考えることです

相手が喜んで笑顔になってくれたらうれしいなと感じる心です。その氣持ちがあれば、愛情と同じく本物のおもてなしになります。真心を尽くすことで、道は開けていくものです。結局は相手に喜んでもらうことが自分の喜びだと氣づきます。自分を楽しませるためにも、相手におもてなしをしましょう

 

■後始末■ 1つひとつの作業や仕事のくくりが完了して、すぐに次に移れるようにしておくことです

1つひとつの作業や仕事に区切りをつけて、1つのくくりとして完了することです。できるだけその日の内に完了させるようにして、次の始動がすぐに立ち上がる体勢にしておく準備を毎回行うことで、くくりが良くなり、多くの作業や仕事が正しくできるようになります。後始末は素早くやるのがコツです

 

■事業■ ≪事業は経営者の心の状態がそのまま反映されるものです。いつも笑顔でいましょう

人生も経営も7割以上は、理不尽なことや辛いことの連続です。辛くても困難でも、心の状態をどう持っていくかが大切です。「困難、問題、さあいらっしゃいませ!」と歓迎する心構えで受け入れてみましょう。これらは自分をもっと鍛えるためのお膳立てと思い返し、いつも笑顔で受け止めてみましょう

 

■目的■ ≪これからしようとしていることの目的を知らないでやっていることが多くあります

それは何に使いますか?それは本当にそうですか?それはないと本当に困りますか?その必要性を本当に感じていますか?それを本当にフォローしていますか?その成果を知っていますか?それは狙い通りでしたか?違っていたらすぐ別な対策を取りましたか?もう一度聞きますか、本当の目的は何ですか?

 

■褒める■ ≪結果だけでなくプロセスも見ていくと、褒める材料が多く発見できます

結果だけを見ていては、結果だけの評価に留まってしまいます。相手のことをよく観察することで、プロセスにおいても褒める材料を発見しやすくなります。この点を工夫すると、良い結果が得られるヒントとアドバイスも見つかります。相手をよく観察することは、結局自分自身を映す鏡を磨くことになります