企業家精神7月号

企業家精神                            2016年7月1日   

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×などと評価してみませんか?氣づきが生まれます

■経営■ ≪縦糸と横糸を組み合わせるように、自分にあるものを死ぬまで総動員して営むものです

縦糸は原理原則のように不変なもの、横糸は時代の変化に対応する色々な方策です。これを時代の変化に合わせて、縦横無尽に緻密に編んでいくのが命を懸けるということだと思います。人はそれぞれの人生の経営者です。成功する経営者になりたいものです。死ぬまでが人生ですが、まだ時間があります

 

■主役■ ≪一人ひとりが人生劇場の主役です。もっと自覚して演技に熱意を込めましょう

誰もが自分という人生劇場の舞台に毎日に立っています。舞台は人に見られることで、さら磨きが掛かっていくものです。誰かがいつも見ています。良い緊張感を持っていつも演じていたいものです。その演技の先に、自己規律を高めることで自らの運命を導くことになります

 

■成功者■ ≪成功者はいつも少数なのは他人と同じことをしていないからです。勇気が必要です

成功とは、批判に耐え、嫉妬に耐え、あらゆる犠牲を払ったものが手にできる報酬とも言えます。辛いことを耐えた人が成功者になることができます。一般的には、510%の割合のようです。そのためには、これらの試練の壁に向かっていく勇気が必要であり、自分がさらに向上する糧として捉えたいものです

 

■捨てる■ ≪仕事が溜まってしまうのは、整理ができないからです。時に捨てることも大事です

何でも仕事を受けていると頭が混乱し、挙句の果てに何もできないことがあります。次の仕事をうけるために、仕事の見える化し一つひとつ仕事の後始末の区切りをつけて整理したいものです。新たな仕事を受け入れる時に、どれを捨てたらよいか一覧を基に上司と一緒に調整すると氣楽になります

 

■意思決定■ ≪踏ん切りがつかないことが、日常に多くあります。1つひとつを決断してみましょう

最初から大きな仕事や出来事の意思決定は、難しいものがあります。そのために小さなことから始めてみましょう。昼ご飯はこれにししょう!いや今日は食べないぞ!今日は休肝日にするぞ!何でもよいので、自分で声に出して、少しの動作も加えてやってみましょう。次第に決断力が養われてきます

  

■規律■ ≪規律を常に持ち自分自身に締め切りを課し、時間を無駄にしないようにしたいものです

仕事に命を掛けるくらいの覚悟を持たないことには、何も生まれてこないものです。逆境に身を置くことで、自分の持っているしかも忘れかけていた潜在能力が発揮されます。人間はその人の思うような人間になると言われますが、荷物を背負って登山するようにいつも負荷を掛けて、規律を保ちたいものです

 

■情報■ ≪情報をただ受け流すだけと、そこ情報から何かを得ようとするのは何倍も違ってきます

情報は聴き手の態度や意識で、まったく違った意味に変わるものです。聞き流すのであればただの騒音になってしまいます。しかしその情報からヒントをつかみ何かを生み出そうとする意識があると、その情報はお宝に変わっていきます。情が報われると書いて、情報となります。意識して聴きたいものです

 

■生きがい■ ≪本当の生きがいは、最後まで努力しょうとする何かを持っていることです

定年退職で仕事は終わりますが、それだけで燃え尽き症候群になる人もいます。人生の最後まで努力する何かを今から見つけておくと、定年もただの通過点になるだけです。人生は80歳までと言わないで、せっかくなので100歳まで考えて計画を立てることだけでも生きがいを見つける良い機会になります

 

■制限■ ≪制限があるからこそ、もっと良い方法を見つけることができるチャンスがあります

人は困らないと知恵が出ないとも言われますが、本当のようです。制限や制約条件があるからこそ、人はないところから掘り下げたり、何かを組み合わせたりするのです。日本の軽自動車が良い事例です。大きさ排気量などの制限があっても、それを乗り越えた商品を産み出しています。諦めないことです

 

■鳥の眼■ ≪鳥の眼のように全体像を見ながら仕事をすると、仕事のつなぎが見えてきます

言われたことだけをやる人は、そのことを完璧にこなしても次の仕事のバトンタッチやタイミングのことはあまり考えないものです。仕事の全体像を見て自分の仕事をする人は、前後のバランスを考えて仕事の流れを調整していける人です。周囲のことに配慮できれば、仕事の質も高くなっていきます