企業家精神8月号

企業家精神                               2016年8月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■サービスマン■ ≪人を感動させ、素直に氣持ちが良いと思えることを惜しみなく提供できる人です

お客様は共感することで、そのサービスや商品を手にされるものです。さらにお客様をもっと良い氣分にしてあげると、もっと発注をされるものです。そのような人を心のサービスマンといいます。まず相手に、ワクワクするような情報や思いやりをプレゼントして差し上げましょう。一番楽しんでいるのは提供者です

 

■決断■ ≪仕事は早く決断することで、素早く回り出します。決断しないことには何も始まりません

即断即決ができないのは、完璧主義と称してすべての条件が整うまで待つからです。悩みつつけていると視野が狭くなり、手段を目的に変えてしまうこともよくある経験です。そこで、6OKならばすぐにやるという決心をして行動しましょう。即断即決ができる仕組みを作っておけば、迷いはさらになくなります

 

■共感■ ≪人を巻き込むには感動と共感が必要です。相手が何を求めているか想像してみましょう

多くのセールスマンは、自社の製品の良い点や優れている内容をお客様にしゃべってしまっています。お客様は、本当はその商品ではなく、困っていることや自分のことを聴いてもらいたいものなのです。自分のことはさておいて、相手が何を求めているか想像しながら本音が出てくるまで待ちながら聴きましょう

 

■運■ ≪ツイている時にはさらにツキが回るように言葉、態度、想いをセットにして呼び込みましょう

ツイている時に、そのツキをさらに続けようとするとツキはつくようになります。その時に、ラッキーだとガッツポーズをとってささやくと、次第にツキがツキを呼ぶようになり、良い運が次第に早く回ってきます。想いと良い言葉さらにルーティンのようなポーズをセットにしていくと、さらに運を呼び込みやすくなります

 

■知恵■ ≪知識は実行した時に初めて力になり、自分の工夫を取り込むと知恵になっていきます

知恵を生み出すには、まず基礎になる知識が必要になります。知識は、自ら学んでいくことで蓄積ができます。その知識を持っているだけでは、ただの耳学問です。それを実行して、良し悪しがわかります。さらに手を加えて工夫や改良をしていくことで、自分自身の知恵となって応用が利くようになります

 

■音■ ≪耳で聞くことができる音はごくわずかな領域です。聞こえない音もあることを感じましょう

見えることだけを判断して決めつけてしまうのは、少し早計です。人が見える可視光線も太陽光線のごく一部にしかすぎません。20万ヘルツ以上の高周波と言われるものは、実は肌や全身で感じることができるそうです。もっと聞こえない音や見えないものを、感じ取る意識を持って物事に向かってみましょう

 

■伝わる■ ≪理屈や理論は忘れやすいものですが、感情や感動に訴えたことは忘れません

人に伝えたいことを理論や理屈だけで話をしても、ほとんどが忘れられてしまうものです。メモを取らないと3日後には1割しか思い出せません。メモを取ることで7割近くも思い出すことができます。さらに忘れないためにも、感情や感動を合わせて提供すると忘れなくなります。印象を与えるような話し方が大切です

 

■仕事■ ≪1つひとつに氣持ちを込めていくという丁寧な仕事のやり方が人を変えていきます

おっつけ仕事だと見かけ上は問題ないかもしれませんが、いつかはボロが出てしまうものです。普段の1つひとつの仕事や作業そして動作に、もう一手間を掛ける、もう一度確認するといった氣持ちを込めてみましょう。相手やお客様には、もう一声を掛けてみるというような心の余裕を持ちたいものです

 

■余生■ ≪人生に余った時間なんてありません。死ぬまで生きています。最後まで命を使いましょう

誰においても人生の十大イベントの2つが生と死です。その最後の時までどう生きるか、死ぬまで高尚な人生を送るためにも、いつまでも疑問を持ち、好奇心を持ち続けて物事を調べ、良いところや伝えたいことがあれば、多くの人に伝えることもその人の一生を鍛える原動力になると思います。最後の最後まで!

 

■意識■ ≪なにげなく行動するよりも、意識をもって行動すると集中するので結果が出るのです

人は起きてから寝るまでに、無意識の間に右か左かなどの判断を数万回も判断しているといわれます。このことは、まったく氣がつきません。逆にいちいち判断していると脳が疲れてしまうからです。しかし、仕事に取り組む時には、目的、目標、期限、予算などを強く意識することでよい結果が出やすくなります