企業家精神9月号

企業家精神                               2016年9月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 ■当たり前■ ≪当たり前のことが当たり前に継続するには、当たり前でない努力が必要です

当たり前のことを常にやり続けるには、相当の努力が必要です。特にトップや上司の規範で決まるといっても過言ではないでしょう。自らが率先して自らを鍛えていく姿勢を見せることで、社員や部下もついてくると考えます。挨拶や清掃など基本的な動作を、自ら率先したり仕掛けを作ってみましょう

 

■価値■ ≪価格ではなくそのものが持っている価値を伝えるのは、伝える人で決まります

知らない人からの話は、よい話であってもすぐに受け入れることはありませんし、またその人から良い情報は来ることもありません。でも信用している人から同じことを持ち掛けられると、そのものの価値はまったく違い受け入れやすくなります。さらに相手に正しく伝える力もないと、価値のあるものにはなりません

 

■認める■ ≪自分と他人は、考え方も向かう方向も違うものです。お互いを認め合うことが大切です

チームワークで仕事をすることは大切です。一人の力ではできなかったことがチームでやるとできることがたくさんあります。しかし、他人は自分と考え方や向かうべき方向は、一致していることは少ないものです。お互いの違いを認め合うために、改めてお互いが話し合って知ることから始めることが大切です

 

■奉仕■ ≪良い時もありますが悪い時の対応方法は、見返りのない奉仕をすることが効きます

人の良い時と悪い時のサイクルは、10年サイクルで回っています。これは生まれた時から変わることはありません。その時の状態を知っておくことは、転ばぬ先の杖のようなものです。悪い時には、自分のことを先に考えずに、相手や周囲のことや見返りのない奉仕をすることで上手く切り抜けることができます

 

■目線■ ≪いつも上から目線で見ていますが、子どもの目線で見ると無限の可能性を発見できます

子どもの頃は、何もなくても遊びに変えてしまい、仲間で楽しむことを自然にやっていました。何もなくても、そこからどう楽しむかを自ら探したものです。大人になったら想像する力をなくしてしまうようです。子どもの目線に戻れるように、自分を変えてみようと無邪気になって視線を色々と変えてみましょう

 

■嫌な奴■ ≪実は自分をさらに良くしてくれる最高の仲間です。嫌な奴を好きになってみましょう

嫌な人のことは見たくも聞きたくもありませんが、逆に気づかなかったことを教えてくれるヒントを持っていることが多いものです。後で気づくと反面教師になっていることがあります。良いチャンスと考え、その人たちも巻き込んで肯定してみましょう。逃げるのではなく、仲間に入ってもらう態度で接してみましょう

 

■人生■ ≪自分のやりたいことを知っていますか?それをやればワクワクした人生になります

本当にやりたいことを知っていますか?そのことに気づいている人は、少ないものです。多くの人に訊ねても、1割程度しか自覚されていないようです。せっかくの1回の人生ですので、自分のやりたいことを紙に書いて整理してみましょう。友人や専門家に相談することもよいでしょう。まだ人生は続いています

 

■感情■ ≪感情は人間特有のものです。良い感情を持ち、それを人生に注ぎたいものです

感情という言葉には、活動するエネルギーという意味があるそうです。人を批判したり、けなしたりすることにもエネルギーを使います。せっかくなら悪い感情を良い感情に変えて、自分や周りの人のために得になるように使いましょう。感情に左右されるのではなく、いつも良い感情が注げるようにしましょう

 

■仕方ない■ ≪過ぎてしまったことは仕方ないと、時にはこんなサッパリした気分転換も必要です

経済学の基本原則に、この過ぎてしまったことは仕方ないことだというフレーズがあります。いつまでもくよくよして考えこんで悩んでいるよりも、すぐに気分転換して次の策を講じることが競争社会の戦い方だと考えます。反省すべき点は反省し、すぐに次の立ち上げに集中していく姿勢を持ちたいものです

 

■足配り■ ≪目配り、気配り、心配りもありますが、相手のところまで出向く足配りも大切です

フェイスtoフェイスというように、実際に顔を直接合わせることが大切です。労を惜しまず、相手の場所まで足を運ぶという対応で、相手を説得しやすくなることが多くあります。これらの”配り“は、いずれも感謝の氣持ちから生まれるものと考えます。事を上手く運ぶには、それ相当の準備を要すると思います