企業家精神11月号

企業家精神                               2016年11月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

■事実確認■ ≪思い込みや先入観は抑えつつ、現物を手にして仲間と一緒に観察しましょう

ほとんどの人は、思い込みや先入観で物事を判断しがちです。それを払しょくするためにも現場に行って現物を手に取りながら、現場の人たちと一緒に観察しましょう。必ず痕跡があり、やがて原因は見つかるものです。この手間を惜しんで、現象からすぐに判断してしまうから手戻りの作業が多くなるのです

 

■矛盾■ ≪矛盾があればさらに突っ込んで掘り下げてみましょう。発想の転換のヒントがあります

当たり前だと思っていたことが、つじつまが合わなくなり勘違いや間違いに氣づくことがあります。なんだそうだったのか!で済ますのではなく、なぜ?なぜ?と自問自答したいものです。そこから一歩進んで矛盾を掘り下げていくと、今まで考えなかった発想やヒントが生まれることがよくあります

 

■後始末■ ≪仕事のできる人は、次の人のためにものでも情報でも大切に扱うことができる人です

後始末は、次の作業や仕事の立ち上がりを素早くするための準備だと考えます。準備が良ければ作業や仕事もスムースに事が運びます。ものを大切に扱う姿勢は、使用後に良く現れます。使ったあとにものを元に戻すことは基本ですが、来た時よりももっと綺麗にする気持ちと行動が人をさらに向上させます

 

■かきくけこ■ ≪いつまでも感動し、興味を持ち、工夫を重ね、健康で過ごし、恋もできる人生を!

言葉遊びですが、語呂合わせとしても覚えやすく実行もしやすいものです。あらゆることに関心を持ち、好奇心の塊で物事を見ようとし、苦労も惜しまず相手のことも考えながら、謙虚になって人生を過ごすことで、充実した人生になっていくものです。言葉遊びも頭の回転がスムースになる潤滑剤となります

 

■幸せ■ ≪マイナス思考に陥りやすいので、いつもプラス思考になるように意識しましょう

人間は何も考えないと、マイナス思考に陥る動物と言われています。ゴミが部屋にいつの間にか溜まってしまう現象と同じです。そうならないために、いつもプラス思考になるように自分を奮い立たせることが大切です。小さなことにも感謝することを心掛けていると、いつもプラス思考になれるようになります

 

■名優■ ≪自分という名優がいますが、無理に自分以外を演ずると大根役者になります

自分をそれ以上に無理に演技しようとすると、相手からはただの大根役者に見えてしまいます。あなたはあなたらしく、素直に自分自身を演じれば、誰でも名優になれるものです。心の中に素晴らしい自分がいると信じて、そして生かされているという感謝であなたの人生という舞台に立てばよいのです

 

■役割分担■ ≪人には夫々に役割があり、お互いを尊重しながら自分を活かすことを考えましょう

時計の時間のように人の性格を細分化していくと、60分類に当てはめることができるそうです。自分の性格を正しく知ることで、自分自身を最大限に活かすことができます。人はスーパーマンのように何でもできるわけではないことを承知し、足らない分をお互いに補てんし合うことで相乗効果が生まれます

 

■心掛け■ ≪心掛けるとは、いつでも意識していることが習慣のようになっている状態です

靴を揃える、自分から笑顔で挨拶をする、相手に道を譲る、連絡の返事は必ず返信する、後片付けも必ず行うといった普段の行動は、意識して行っているといつの間にか習慣化するものです。心掛けは、心にへばりつく煩悩や怠け心を払しょくする行為です。小さなことから始めれば習慣になっていきます

 

■時には■ ≪時には爆発もすることもあるでしょう。そして時には我慢も妥協も必要なこともあります

人は感情の動物であり、完璧ではありません。人間という字は、人の間と書きますが、その「間」には様々な心理状態があり、しかも直接見えないから「間」が入っていると思います。時には負けて落ち込むことも味わうことで人間味が生まれるものであり、多くの味のある人生を楽しみたいものです

 

■変化■ ≪小さな変化は、いつか大きな変化のきっかけになるものです。変化点を意識しましょう

毎日連続してやっていることは、いつしか小さな変化に氣づかなくなってしまうものです。逆に小さな変化を起こすことを、意識するようにしてみましょう。例えばやっていたことをいったん、一度止めてみる、反対からやってみる、半分にしてみるなど自ら変化させてみることで、氣づきが生まれ発想の転換になります