企業家精神12月号

企業家精神                               2016年12月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×、?と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

■挨拶■ ≪挨拶は毎日の繰り返しですが、意味を知るとさらに心を込めて伝えることができます

挨拶の挨(あい)は、叩くという意味があり、拶(さつ)には開くという意味がありますが、もともとは仏教用語です。朝の挨拶では、「おはよう」だけが99%です。第一印象は、9割も判断材料になるほど大切なものです。挨拶は、明るく笑顔でしたいものです。「○○さん、おはよう」と相手の名前を付け加えましょう

 

■仲間■ ≪相手は敵と思うのではなく、自分の大切な仲間と考えてみるだけでも抵抗がなくなります

成功や失敗や幸福や不幸を分けるのは、人間関係が関係しているようです。人間関係がうまくいっていると、成功や幸福という感情は自分で得ることができます。でも人間関係が良くないと、すべて悪い方に考えてしまうものです。自分の考え次第で受け取ることができるので、良い方に受け取りましょう

 

■読書■ ≪本を読むだけではなく何のために読むのか、目的を持つと多くの発見があります

本は、まず手に取ることで読書が始まります。意思がないと、本を引くことができません。また本との出会いもありません。そして、この本で何を得たいのかという目的をもって読むと、多くのヒントが見つかるものです。本に線を引くこともメモを書き込むことも一層効果がでます。本は頭の栄養源のようです

 

■自発■ ≪自発的な人は、わずか全体の1割しかいません。今から自分を変えてみましょう

ほとんどの人が仕事を上から与えられて、しかもその通りにやればよいと考えて毎日を過ごしています。もっと自発的に仕事のできる環境、つまりお互いを励ましあえる環境にしてみましょう。その方法として、1人では消極的になりやすいので、チームづくりがあります。協働して取組むだけでも違ってきます

 

■予想と仮説■ ≪予想は一つに絞り込みやすく失敗しやすいが、仮説は複数の選択肢があります

予想は、これ1つといったように絞り込みがちです。そのために当てが外れた時に別な選択肢にすぐ移れないことがあります。仮説は、最終手目的を決めてからあれこれと考えて取組むものです。このために外れでも、すぐに代替案や修正や対応が可能です。計画は予想で立てますが、戦略は仮説で立てます

 

■第三の眼■ ≪いつも冷静にそして客観的に自分を見る眼です。一呼吸して自分を眺めましょう

思い込み、先入観、固定観念という視点でみると真実が見えなくなり、また多くのミスや失敗を誘発しています。自分を少し離れて上から見下ろす感じで一呼吸することで、簡単にこれらの視点がリセットできます。横断歩道で一旦停止するのと同じで、徹底して自分自身を客観視できる簡単な方法です

 

■発揮■ ≪本来持っている才能・能力・情熱をすべて発揮していますか?これらは無限にあります

私たちが生まれてから持っている才能・能力・情熱は、生きている期間だけ活用できます。また明日発揮するから今日はしまっておこうと思うと、いつまで経ってもできなくなります。言われてからやるのではなく、これは自分自身でやろうと思わないことにはできないものです。出し惜しみしていませんか?

 

■育成■ ≪人を育てるとは、自分で考え自ら行動し周りの人を幸せにできる人を多く作ることです

人は何のために生まれてきたのでしょうか?こんな質問をすると、多くの人は頭を抱えてしまいます。考えたこともない人が実に多いのです。ただ生きているというのでは、もったいない人生の過ごし方です。でもそれがわかると行動が違ってきます。この考えが広まれば、世の中は随分と良くなると思います

 

■振り子■ ≪左右反対のことを定期的に繰り返し、自分の立ち位置を確認し、正しい行動をしよう

時計の振り子は、1秒ずつ左右に振りながら正確な時を刻んでいます。これを肯定と否定、部下と上司、前工程と後工程などと置き換えてみましょう。一方的な立場だと、自分も相手も見えなくなってしまうものです。常に自分の立ち位置を確認し、正しいと思ったらすぐに是正や改善をしていきましょう

 

■幸福度■ ≪感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福度も高まります

一人だと、失敗や挫折から乗り越えることは難しいものです。でも周りの人に助けられていることがわかると、それを乗り越えて成長し、やがて感謝の心が芽生えてきます。どんなことにも感謝の心を持つことで、それに合わせて幸福度も向上していきます。行動と失敗を重ねながら感謝の心を磨いていきましょう