企業家精神1月号

企業家精神                                      2017年1月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

■掘り下げる■ ≪もう一手間、もう一工夫、もう一歩、せっかくならもう一つ掘り下げて見ましょう

成功者は、この掘り下げることの深さが普通の人と違うと思います。執念、熱意、情熱などという感情の強さが、物事をさらに掘り下げていく力になっています。そこにたどり着いたのは、偶然ではなく必然だと考えるとか、せっかくだからと考えを変えて突き進んでみましょう。さらにやる氣が出てきます

 

■謙虚■ ≪うまく行った時は、お蔭様。失敗した時は、すべて自分の責任だと謙虚になりましょう

人は、一人では生きていけないものです。周りの人たちの支えや協力があるからこそ、生きていけるのであり、事が円滑に回っていくものです。これがさらに円滑に回るためには、お互いの謙虚さが必要です。自分勝手な考えから、少しでも努力して考え方を変えていきたいものです。これも人生の訓練です

 

■即行動■ ≪すぐに行動を起こそうとしたら、やらないことを決め身軽になっておくことです

いつも身軽になれるように、心の準備をしておくことが必要です。やることがたくさんあると迷ってしまい、肝心な時に動けなくなります。毎日優先順位付けをしておき、取捨選択がすぐにできるように、やらないことを決めて時間を作っていきます。翌日の予定を練り直し、事前準備や不測の準備をしておくことです

 

■認める■ ≪褒める行為は上から目線です。褒めるよりも認めることを大いにやりましょう

部下が本気になって仕事に励むのは、褒められたり認められたり、さらに夢や生きがいを実感している時です。相手を褒めるとは、上から視線になり見下げる形になります。それよりも、「それは良かった」など認める方が素直に受け取りやすいものです。人が成長するのは、素直な氣持ちになっている時です

 

■先人の知恵■ ≪先人も多くの失敗や成功もしています。それが歴史として残っています

リーダーやトップは、常に決断や判断を求められています。躊躇する時間が長いとチャンスを逃すこともあります。そのためのヒントとして、先人たちの残した失敗や成功事例が歴史となって残っているものから探ることができます。この先人たちの貴重な情報を、大いに活用したいものです

 

■逆境■ ≪諦めずに向かっていくとやがて友達になり、逃げると途端に押しつぶす重しになります

人生に降りかかる逆境や困難などは、あとになって意味が分かるものです。その時には、何でこんな状況にならなければならないかと思うものです。成長するための関所のようなものであり、ある程度年を取ってからわかるものです。逆境は、「良薬口に苦し」と思って受け入れて、用意されたものと思いましょう

 

■成果■ ≪成果が出ないのは、目標が不明確、準備と訓練不足、時間と資金の投入不足です

必要なものを投入していないのに、成果は出るものではありません。それは準備不足が大きく影響しています。目的とゴールを明確にして、毎日現地現物を一緒に確認して任せることは任せましょう。部下のもっている力を発揮させることを、していなかった上司の姿勢がそのまま出るものです。部下は鑑です

 

■もしも■ ≪もしもという一歩先を読む視点をもって、常に心構えを備えておき想定外をなくそう

何かをしようとするときに眼も前に多くのものがあると、探すムダ、置き換えるムダが発生します。急ぐ時にはそれらが次の動作の邪魔になってしまい、ミスを誘発しやすくなります。いつも最低限の必要なモノだけにして、さらに不測のことも「もしも」と仮説を立てていくと想像力と決断力が磨かれていきます

 

■成長■ ≪成長する人は、もっと努力をしようと自らを奮い立たせ、自分らしさをさらに高めます

成長している人は、同じ本を読んでも違うことを学びます。同じ話を聞いても違うことを探します。毎日歩いている道も毎日新しい発見ができます。それは意識をして見るからです。もっと自分を高めることができると思うから、氣付きのレベルが自然と高まっていくのです。今日も新しい発見をしましょう

 

■楽しむ■ ≪楽しむことは、潜在能力を引き出す起爆剤のようなものです。率先して楽しみましょう

潜在能力は、自分でも氣づかないとても大きな財産です。それを引き出すために、チームや仲間と一緒にやることと、この楽しむという2つが大きな要素だと思います。一人よりも仲間と一緒にやれば、精神的な強いつながりを感じます。それが団結力や集中力を引き出して、大きな効果をあげることができます