企業家精神2月号

企業家精神                                      2017年2月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 

■給料■ ≪給料は何のためにありますか?生活のためという答えでは、余りにも志が低すぎます

多くの人にこの質問をしていますが、あまり考えたことがないようで生活のためだと反射的に答えが返ってきます。さて皆さんはどう答えますか?自己実現したい、あるいは自己成長したいための手段としてお金が必要だという答えもあります。さて、あなたの志や夢は何ですか?見えるように描いてみましょう

 

■ちょっとの違い■ ≪うっかりとしっかりは、一字違いですが大きな違いです。意識の差です

同じ仕事でもやらされるか、自らやるのかは受取り方で違ってきます。物事に立ち向かう時も、同様におのずと結果は大きく違ってくるものです。ただ生きていたのか、人のために役立つ人生だったのか、ちょっとのことで人生も違ってきます。しっかりとした意識をもって、有意義な自分の人生を過ごしたいものです

 

■即行動■ ≪考えるのでなく思い切って体を動かすことで、だんだんその氣になってきます

多くの人も経験していることですが、くよくよ考え込んでいてはますます体は動けなくなります。そんな時に、掛け声をかけたり、音楽に合わせて踊ったり、仲間を誘ったりして、立ち上がって体を動かしましょう。手や足を動かしていくと、体から心にやる氣が伝わってきます。農作業の掛け声歌はまさにそれです

 

■つもり■ ≪知ったつもり、分かったつもり、つもりつもって大きなミスになっていきます

この思い込みの「つもり」は、次第に事実とかけ離れていきます。「つもり」積もった小さなミスが重なっていくと、やがて大きなミスになっていきます。実際に現場に行って、現場の人たちと一緒になって、さらに深く入り込んでようやく真実が見えてくるものです。問題は、小さい間に潰せば解決が早くなります

 

■継続■ ≪世の中はたえず変化しています。変化に追従していくには、自らも変化することです

継続することは、変化し続けることです。市場の変化に対応できなくなると、企業は存続できません。継続すべきことと変えていくことを、常に考えておき試行錯誤しておきます。常に市場や時代の変化にアンテナを広げて、正しい判断ができるように自らが現場に出て雰囲氣を読み取ることが大切です

 

■訊き出す■ ≪相手から前向きなことを訊き出すには、積極的な質問を投げかけることです

人はいつもマイナス思考になりやすいのは、わが身を守るためです。人は危険を察知する能力が備わっており、常に前向きにはならないものです。相手に投げかける言葉として、答えやすく積極的なものであるとプラス思考になり、話も弾み前向きになれます。前向きになる質問をいくつも考えておきましょう

 

■間■ ≪そのミスは、間違いなのかそれとも違いなのかと、「間」を取るだけで楽な氣持ちなれます

落語やジャズだけでなく会話もちょっとした「間」の取り方で、良し悪しが大きく違ってきます。人間にミスは付き物ですが、そのミスの対応で大きな違いが出ます。そのミスを消極的に受け取るか、逆に積極的に受け取るかの差です。間違ったと思わずに、こんな違いもあったのだと考えると氣楽になれます

 

■常識■ ≪自分のもっている変な常識がものを見えなくしています。一度すっぽり外してみましょう

特に上司が部下を見る時に、自分のもっている常識で相手を見てしまうことがとても多くあります。自分の物差しでしか判断できない常識を、すっぽりと外して客観的な眼で見ましょう。自分では一番確かなものと思っていることは、他人から見ると非常識であることが多いのです。時々リセットしましょう

 

■センス■ ≪センスある人は同じものを見ても氣づきを多く発見できるのは、知識と体験の差です

センスとは、微妙な違いを感じ取る感覚です。現場を見ても何も感じない人もいれば、多くの問題点や改善点を発見する人もいます。それがセンスの差です。センスを磨くには方法があります。知識を増やし、それが良いか悪いかを判断しながら、自分ならどうするか考えることをやっていけば身につく能力です

 

 

■笑顔■ ≪笑顔は心のシャッターを全開にしてくれます。だからこそ伝えたいことが伝わるのです

人に話をする時には、話をする時の態度や姿勢でずいぶんと伝わり方が違ってきます。話を聞く方も、耳で聞き、頭で聞き、そして心で聞かないことには何も残りません。相手をその氣にさせる良い方法が、笑顔で話しをすることです。笑顔だとそのまま反射するように、聞く人も自然と笑顔になり心も開きます