企業家精神3月号

企業家精神                                      2017年3月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 ■教育■ ≪人から受ける教育以上に、自分が他人に教えることは難しいですが価値があります

人から教わることはほとんど身につかないことは、現在の学校教育で実証済みです。それは受け身の姿勢で受けるからです。自分が他人に教えるとなれば、教わることの数倍以上のことをやらないと自信をもってはできません。これは難しいことですが、教えることでそのことが自分のものになる価値があります

 

■捨てる■ ≪まずいらなくなったものから捨てると、ついでに古い考え方や変な執着も捨てられます

まず見えるものから捨てて形を整えていくと、気分がスッキリします。見た目は、心も変える力があります。目の神経は全神経の25%も使っているので、大きな消費もしていたのです。スッキリして余分な神経を使わなくなり、今までもっていた古い考え方や変な執着も捨てる勇気をもたせてくれます

 

■壁■ ≪自分が一番大切ですが、固持するとトラブルになります。自己中心の壁を取りましょう

誰でも自分が一番大切だと思っていますが、その思いがあり過ぎると相手に対して壁ができてしまうものです。そのためにいざこざが発生して、やがて嫌いになり嫉妬や喧嘩に発展してしまいます。もっと心を大きく持って、先祖は皆つながっていたのだと思い、相手を自分だと思って大切に思うと壁がなくせます

 

■休む■ ≪働き詰めでは、もっている力も発揮できないものです。適度に休む勇氣をもちましょう

ドイツ人は、毎年9月になると翌年のバカンスの日程を出し合い職場内で調整をします。確実に有給休暇を消費して、家族サービスや自分のために使っています。それが彼らの働く源にもなっているようです。寝ることや休むことだけでなく、数分の瞑想だけでも心のリセットができます。自分の時間を大切に!

 

■読書■ ≪読書という感覚ではなく、知りたいことを探すためにリサーチすると考えてみましょう

本を取り上げると、最後まで読まなければという義務感に襲われることもあり、本をなかなか手に取る勇氣をもつことができません。読み上げるという感覚でなく、リサーチすると考えましょう。前書き、目次、あとがきにまず目を通します。自分に必要な情報があるかどうかを、見てから読むと義務感がなくなります

 

■道徳心■ ≪面倒なことを嫌だと思わずに、さりげなく淡々と実践していく心をもちたいものです

今の世の中は、自分さえ良ければ他人のことはどうでもよい風潮が蔓延しています。これは、家庭や学校で道徳を教育しなくなったことが影響していると思います。人は一人では生きていけないことを再認識して、周りの人がもっと住みやすい行動を起こすことが大切だと思います。あなたは何ができますか?

 

■責めない■ ≪人を責めようとするとするだけでも、自分の心の中はマイナスの氣持ちになります

マイナスの氣持ちをもつだけでも、多くのエネルギーを使います。心の中で相手を責めたりしても、自分だけではなく周りの人たちにもマイナスの影響を与えます。相手を責める氣持ちは当然ありますが、責めるエネルギーは何も役に立ちません。良くなるには、どうしたらよいか前向きに考えるようにしましょう

 

■支援■ ≪上司は、部下のもっている才能・能力・情熱を最大限に発揮させる環境を提供します

上司は組織のピラミッドの上に位置していますが、支援という見えないピラミッドは扇のように下で全体を支える要になることです。組織はチーム全体で動きますが、その環境を整えて部下のもっている才能・能力・情熱を最大限に発揮させることで、組織のモチベ―ションを向上できます。上司は黒子に徹しましょう

 

■価値■ ≪見捨てられたものや見捨てられていたものが認められた時こそ、価値が生まれます

人が見向きもしなかったものが発見されたり、廃棄されたりしていたものに、大きな価値が眠っているものです。例えば、空気中の窒素です。氣かなかった資源はたくさんあります。見えるものだけ追うのではなく、時にはみえないものにも光を当ててみることで、氣づかなかった価値や用途が見つかります

 

■せっかくなので■ ≪そこに至ったのは偶然か、いや必然だと考えるだけでも違った展開になります

体験知ですが、そこに至ったのは偶然だったかもしれませんがあとになって考えてみると、役に立つことばかりです。それは必然だったと考えると、せっかくなのでもっと深く探ってみようとか、もう一歩先に行ってみようと積極的な行動になります。考え方を少し変えるだけで、視点も未来も変わってきます