企業家精神4月号

企業家精神                                      2017年4月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 

■殻破り■ ≪最初は真似てみて、全く違った発想をすることでできなかったことが可能になります

人は空を飛びたい夢を鳥から学びました。最初は、翼を羽ばたくことを徹底して研究しましたがムリでした。そこで発想の転換をして、羽ばたくことを止めて固定することにしました。そして、風を作り出してその推進力で押し出すことで、空を飛べることを可能にしたのです。時に今までの殻を破ることが大切です

 

■結果と成果■ ≪結果は良し悪しがありますが、成果は良かったことを経営数値に出すことです

結果は、経営数値に現れてこないものです。成果は、結果を上手く取りまとめることが大切です。いくらの金額か、何人少人化できたか、リードタイムが大幅に短縮できて、売り上げがいくら増えたかというように具体的に経営数値に示すことができるように、結果から成果に結びつけることを意識したいものです

 

■情■ ≪信頼する人からは高いものでも買ってしまうほど、人と情とのつながりは大切なものです

お客からすると、「私のことを認めてくれている」というのは、その店の大きな魅力になるものです。店の魅力を作り、その魅力を伝えることができるとリピート率も上がってきます。その魅力を伝えることができる人から、その人の魅力がまたお客様を引き付けるようになり、情もつながり愛情に変わっていきます

 

■余裕■ ≪余裕を意識的に持つことで、ミスを大幅になくせます。一度止まってみることが大切です

忙しくなると、次第に呼吸が浅くなるものです。つまり酸素が不足してくるので、頭が働らなくなりミスを誘発しやすくなります。この対策は、深呼吸をすることです。これでいったん作業を止めることができ、目的は何か?優先順位は?もっと良い方法はないかなど考えることができ、ミスをなくすることができます

 

■生き残る■ ≪起業して1年以内に倒産するのは、60%もあります。生き残ることは試練です

あふれんばかりの希望をもち起業しても、その1年後には60%が倒産しているのが現状です。さらに5年以内には80%が倒産しています。その原因は、儲ける仕組みが整っていないことがほとんどです。意欲だけではなく、変化にすぐに対応できる柔軟性をもち、きちんとお金が残る仕組みをつくることです

 

■注目■ ≪相手の関心を引き付け購買してもらうには、まず注目してもらう工夫が必要です

現在はあまりにも多くの情報が蔓延しており、その取捨選択だけでも疲れてしまうほどです。情報を相手に受け入れてもらうには、まず注目してもらう工夫が必要です。つかみ、キャッチフレーズ、最初の印象、色や形などの注意に重点を当てて喚起し、興味をもたせ、欲求を促し、買ってもらう行動を起こさせます

 

■学習■ ≪体だけではなく心を上手く使うと、学習効果がさらに高まります。快感を覚えることです

効果的な方法が、1つことだけでなく色々なことをやっていくことで学習効果が高まります。興味をもつ、好きになる、時間を限定して集中する、覚える内容を自分の関係していることに結びつける、声に出して覚える、自分で独自に考えて勉強する、覚えたものはすぐに使ってみることです。さあやってみましょう

 

■職場■ ≪職場の問題の9割は、人間関係によるものです。相手を受け入れる姿勢をもちましょう

まず相手を受け入れる姿勢をもちましょう。色々な考えの人がいますので、その人たちの考えを聴きながら、人間関係を少しずつ良くしていきます。まずは自分から挨拶しましょう。そして、前向きに考え、悪口をいわず、周りの人の面倒見をよくする、否定語を使わないなど、できることから積極的に取り組みましょう

 

行動■ ≪行動することで点が集まり線になり、さらに面となってやがて形となり変化を感じます

行動を起こさなければ何も生まれません。逆に小さなことから行動し続けていくと、やがて束となって線になって見え始めます。縦と横が重なり合うことで面として見えるようになり、やがて形となってきます。形になれば変化がすぐにわかります。小さなことでも行動を起こし続けると、不可能が可能になります

 

■回り道■ ≪一見遠回りの道を歩いたかと思いますが、自分にとって必要な道はあとでわかります

病気もケガもその時には辛いことですが、人の痛みや弱みに氣づくことがわかります。なぜそうなったかは、神のみぞ知るものですが、振り返ってみると自分に足らないものがその辛い時期に与えられるようです。急がば回れとか万事塞翁が馬と考えると、一見ムダに見えたものが宝になって見えてきます