企業家精神5月号

企業家精神                                      2017年5月1日

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 

 ■雰囲氣■ ≪雰囲氣は見えないものですが、見えるもの以上に大切であり感じ取れるものです

設備や材料などは見ることができますが、雰囲氣は見えません。でもものの状態や置き方や清潔であるかどうかで、店や職場の雰囲氣を感じとることができます。雰囲氣はすべての関係したものの結果が現れるもので、良いか悪いかも感じ取れます。整理整頓や清掃が行き届いていると雰囲氣も良くなります

 

■他喜力■ ≪他人を喜ばせる力です。お客様に喜んでもらい、心や財布も開いてもらうことです

人間は相手やお客様が喜んでいただくことで、自分も嬉しくなるものです。自分が楽しむには、まず相手を楽しんでもらうことが先決です。相手は自分を認められることを潜在的に願っているものです。その心をくすぐることです。そのためにも相手に喜んでもらうことをしてあげると、人と人がつながっていきます

 

■褒める■ ≪人を褒めると相手の幸せのホルモンが増えますが、言った本人の方も増えるのです

人は褒められるとよい氣分になるものですが、脳内の幸せのホルモンが3割も増えるそうです。褒めた本人の方は、なんと7割もそのホルモンが増えるのです。褒める人がいい人だと感じていたのは、そのホルモンのお蔭だったのです。褒めることで、自分も幸せになるのです。相手の褒めることを見つけましょう

 

■ご縁■ ≪人と人を結びつける赤い糸で、良いご縁があると人は変わることがいくらでもできます

一期一会でいわれるように二度とない出会いかもしれないので、誠心誠意をもって相手に尽くすことが大切だといわれます。人は一人で生きていくことはできませんので、他人との関係をもつことで人生も変わっていけます。良いご縁があるように、自ら出会う人があなたのお蔭といわれるようにしたいものです

 

■積み重ね■ ≪人生は小さなことの積み重ねです。日々の小さな善行で良き人生を送りましょう≫ 

塵も積もれば山となるという諺がありますが、小さなことにも疎かにせずに確実に行うという地道な努力が大切です。職場や組織は、小さな作業の積み重ねで大きな仕事ができます。朝に起きる、息ができるという小さな行いのことに感謝しながら、生かされていることに幸せを感じ人生を充実させたいものです

 

■こま切れ時間■ ≪手待ちや隙間の時間を小まめに集めて、上手く使うと大きな仕事もできます

1分、5分などの手待ちや隙間時間は、いくらでもあるものです。その時間を有効に使おうとするかしないかのわずかの差しかありません。その時間を使おうと実際にやる人は、1割の人だけです。この時間を集めて何をするのか決めておき、こま切れ時間を意識的に集めると大きな仕事もできるようになります

 

■勇氣■ ≪大人になって教えてもらうのは勇氣がいるものです。恥ではありませんし役に立ちます

大人になるととてもためらいます。聞くのは恥ずかしい氣もちがありますが、素直にわからないことは相手に聞けばよいのです。誰にでも得意不得意はあるものです。知らないままや誤解したままであるより、その場で確認したらよいのです。よく使う手は、笑顔で「確認のため教えてもらえませんか?」です

 

■次の一手■ ≪失敗した時は悩んでしまうものですが、悩むより次の一手を考えることにしましょう

人間は危険を避けるためにマイナス思考に陥ります。ですから次の失敗をしないようにますます悩むのです。悩む時間を、次の一手を考えることに切り替えましょう。同じ時間を費やすなら、解決策を見出すためにエネルギーを使いましょう。一人で悩む人が7割もいるといわれます。まず友人に話してみましょう

 

■芽の力■ ≪硬い殻に覆われた木の実から発芽する芽は、自ら殻を割る凄い力をもっています

クルミなどの木の実は硬い殻に覆われています。殻を割るには大きな力を必要とします。発芽する芽はとても柔らかいものですが、硬い殻を自ら割って芽を出します。その秘密は、殻を柔らかくする水分を得て、それに合わせて芽が猛烈な細胞分裂しながら殻をこじ開けます。集中力は壁を破ることができます

 

■人財■ ≪人財になる人は、日々の仕事において常に改善を繰り返しながら成果を出せる人です

人は人財になることを余り考えないものです。その方法は、毎日コツコツと小さな業務にもこれで良いか、もっと良い方法はないか、本当で必要か、半分に減らせないかなど考えることから始めればよいのです。成果を出すためには、まず行動することです。自ら考え行動し価値を上げていく人が人財になるのです