企業家精神6月号

企業家精神                                      2017年6月1日 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 ■感謝■ ≪感謝の氣もちは、怒り、恐怖、嫉妬、妬みなどのマイナス思考の感情を打ち消します

願っても叶わないことや思ったことができなかったりするのは、これらのマイナス思考の考えが普段から心の中に湧いているからです。それで自分で暗示をかけてしまいます。それを払拭するのが、「ありがとう」という言葉と感謝の氣もちなのです。「ありがとう」を声にしてプラス思考に考えて打ち消しましょう

 

■ヴィジョン■ ≪見えないものを見えるようにして、全員がその方向に向かわせる旗の力をもちます

組織において公明正大な使命(命を使うくらい大事なこと)を掲げることで、組織の人たちはその方向に意志を向けて動くことができます。目先の業務ばかり見えていると、仕事や使命が見えなくなってやらされ感にさいなまれるものです。皆がわかるように描いて見えるようにすることで、方向が定まります

 

■勝負■ ≪勝つためには、事前準備と予知が大切です。健康であることと情報を多く持つことです

病氣だと何もできません。事前準備の基本は、健康であることです。病氣になって初めて健康の有難さがわかるものですが、日々の自己管理が大切です。慌てないためにも、普段からコツコツと準備をしておく習慣が効いてきます。多くの正しい情報をもつことで、いざとなった時の直感が功を奏します

 

■視点■ ≪いつも考える視点は自分です。視点を相手や私たちに変えるとパッと視野が広がります

サラリーマンが起業をして3年以内にほとんどが倒産するのは、視点がお客様に向いていないことが原因です。考え方や行動原理が自分中心だから成功することが少ないのです。お金はお客様から頂くので、お客様が何を求めておられるのか、相手の視点に変えることが大切です。質問して多くを聴くことです

 

■返即法の原理■ ≪人は自分に良くしてもらったら、その人にお返しをしたくなる原理です

この逆である悪いことを相手にしたら、すぐに倍返しで返ってくるものです。そうならないためにも、相手には良いことをしてあげられるように心の準備と余裕をもっておきたいものです。いざその時が来ても、準備と余裕がないことにはしてあげられません。いつも良いことができるように準備をしておきたいものです

 

■ツキと運■ ≪ツキと運は、熱意と日々の小さなことでも心を込めた行動で引き寄せられます

ツキと運は、自分でたぐり寄せるものです。熱意も大切ですが、日々の小さな行動の積み重ねも大切です。小さな善行を貯金のように貯めるようにしていけば、ここ一番という時に天からツキと運が舞い降りてきます。いつも善行の貯金箱に預けるようにしましょう。その時に感謝の言葉「ありがとう」と添えましょう

 

■つもり■ ≪自分もリーダー、マネージャー、経営者になったつもりで何をすべきか考えてみましょう

今の自分の役職で考えるのではなく、さらに高い地位になったつもりで視座を変えてみましょう。いつもの視座では氣づきがなくなってきます。つもりというのは仮説です。仮説は1つの考えではなく、あれもこれもと複数の考えをしてみることです。立場が変わると見えるものも変わるものであり、氣づきも生まれます

 

■ヒント■ ≪考えていることに対して反対意見があるのは、そこに成功のヒントがあるものです

多くの成功事例は、今までの考え方でなく逆なことが多いのです。誰も同じことを考えていることは、競争があり過ぎてすぐにコスト競争になってしまいます。コストではなく今までなかった価値には、高くても人は買うものです。ニッチといわれるものには2割の少数派しかないですが、特化することで競争に勝てます

 

■送迎■ ≪順序としては迎えるが先で後に送るですが、見送ることに迎える以上の重みがあります

見送る時にまたお越しいただけるように感謝の意味を込めて、またリピートしていただけることを期待する氣もちの表れです。あえて時の流れである、迎えて送るとしないのはやはり意味があるのです。多くの人は迎え入れることに注意を払いますが、見送りはなおざりになりがちです。この考えの差は大違いです

 

■スイッチ■ ≪心の中のスイッチをオフからオンにするには、「今氣がついたぞ!ラッキー!」です

今までマイナス思考に陥って滅入っていた時も、この合言葉で形成を逆転してプラス思考に切り替えたいものです。マイナス思考になるとだんだん落ち込みやすくなりますが、ヒトの思考は生きるために昔からそうなっているのです。でも明るく生きるための合言葉の1つにこれがあります。スイッチをオンしましょう