企業家精神10月号

企業家精神                                      2017年10月1日  

 

■仕事■ ≪仕事は成果を出すことであり、嫌なことも逃げずに必要なことは確実に実践することです

人には得意不得意がつきものですが、往々にして楽な得意なことをやるものです。成果を出すには、不得意なことも実践しなければならないこともあります。最初は誰も初めてのことであり、上手くいかないこともありますが、早く失敗して反省し次の一手をすぐにやることで良い閃きやアイデアが出てきます

 

■形■ ≪考えていることを口にして言葉にしてみましょう、そして手を使って形にしてみましょう

考えていることはすぐに頭から消えてしまうものです。まず言葉にして音声として耳からも頭に刺激を与えましょう。他人に話してみることも効果があります。さらに言葉にしたことを紙に書いてみましょう。さらにそれを形にしてみましょう。形にすることでアイデアがどんどん広がっていきます。試すことが大切です

 

■口■ ≪口は命を育む食物を取組む入り口であり、また心が思ったことを声に発する出口です

生きていくために水や食料を口から摂取します。体に良いものはきちんと身になって体を形成していきます。そのためにもゆっくりと味わいながら食べたいものです。また口は災いのもとともいわれるように、心で思ったことが言葉となって出て相手や自分を傷つけてしまいます。入りも出も大切にしたいものです

 

■目で笑う■ ≪人は他人の幸せを願うと美しい笑顔になりますが、その目はまるで笑うかのようです

最上級の笑顔は、神仏の微笑みともいわれます。それは神仏が自分ではなく、人をはじめ生き物を含めた世界の幸せを願っているから素敵な微笑みになっているようです。人は周りの人を幸せにするために生まれました。目は人の眼(まなこ)ともいいますが、目自体がまるで笑うかのように意識したいものです

 

■隙■ ≪心の中に誰も入ってこられないのは隙がないからで、少し余裕を作って隙間を広げましょう

隙がなさすぎると、人間関係はギスギスしたものになりかねません。隙は、誰かに入ってもらう場所の「空き」であり、「透き」通って見える魅力でもあり、異性はそれが「好き」になっていくきっかけになります。心の隙を開けることができるのは、内側しかできません。まずは挨拶からそして会話を重ねていきましょう

 

■隙を見せない■ ≪隙を見せない緊張感をもって、接客をするために事前準備が重要になります

お客様は、いつお店にやってくるかわかりません。たまたまボケっとしていた時に来店されたら、そのお客様はびっくりされます。悪い印象をずっと持たれてしまいます。いつお客様がいらっしゃっても、いつでもスタンバイの状態にしておくのが接客の基本です。隙を見せないための心の事前準備が大切です

 

■思考の流れ■ ≪まず認識して意識し、そして仮説を立て、さらに実行する思考の流れをつくります

思考の流れを意識することはあまりありません。ですから何となくという感覚で行動しています。思考の流れを具体的に「つまり、これは」と認識し、そして「あっ、もしかして」「そうなるには」「・・の場合は」と仮説してみます。だんだん具体的になり、実行するために「だからこうなる」と答えが明確になっていきます

 

■信念■ ≪信念は、不断の努力と体験の積み重ねから生まれ、成功への不可欠な要素です

困難で辛い問題に取り組んでいく時、何よりも必要なものは信念や哲学といったものです。問題解決には、何度も壁にぶち当たり行き詰まることが必ず発生します。このような状況では、何度もやり直して立ちあがるには、必ずできるという確固たる信念や哲学です。これらがないと途中で諦めてしまいます

 

■欲しいもの■ ≪無駄遣いしないために、本当で欲しいものを明確にする振り返る質問が大切です

お金はあってないようなもので、何も意識しないことには貯まりません。そこて、欲しいものを吟味する質問をしてみましょう。何が欲しいか、それを得るためには何が必要か、いつ欲しいか、それは何のために必要か、どうして欲しいと思ったか、本当で欲しいかと考えるだけでも、代案や借りることを思いつきます

 

■やる氣■ ≪自らやる氣を出すために、まず指や手を動かし体を動かすことでやる氣が出ます

やる氣を出すためのきっかけとして、体を動かすことです。一番簡単な方法が指と手です。さらにいつもと違うことをやってみます。左右反対にするとか逆から始めるようにして意識を変えます。よくできたらご褒美を用意します。さらに恥ずかしがらず、演技するくらいに役者になりきってしまうとやる氣が出ます