企業家精神2月号

企業家精神                                                          2018年2月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■つもり■ ≪遅いつもりで早いのが諦め、早いつもりで遅いのが段取り、一呼吸してみましょう

つもりとは、そうしようと思っていることや予め考えていることですが、その通りにやっているようでできていないもののようです。生活の中でよくミスをする原因に、思い込みや先入観があります。行動を起こす前に、目的は何か?その数値は正しいか?本当で良いか?など一呼吸おいて確認してみましょう

・怒りの感情のピークは6秒のようです。これもゆっくりと呼吸をすることで心を静められます

■心■ ≪心を自然の法則に一致させて、原理原則に沿って積極的な考えに立って行動しましょう

人の心は、周辺の状況や雰囲気にもすぐに感化しやすく揺れやすいものです。そして、誘惑があると迷ってしまうほど心もとないものです。そのためには平常心で対応できるようにすることですが、心の在り方として人以上に大きい自然の中に置いてみることをお勧めします。そうすることで迷いも少なくなります

・これは中村天風師が伝えている心の持ち方の基本にもあります。人間は自然の一部なのです

■悩み■ ≪取り越し苦労や思い込みであって、そんな言葉は貴重な時間と人生に必要ありません

悩むことは、結局はマイナス思考に陥ってしまう蟻地獄のようなものです。逆に積極的に物事を捉えることを考えましょう。目の前にある現象をどうとらえるかの心のさじ加減一つのことなのです。悩む時間もエネルギーも実にもったいないことです。少しでも積極的に心を変える方法をいつも考えましょう

・脳にもこの悩みの旁(つくり)があります。悩むのが人間かもしれませんが、取り越し苦労というものです

■遊び心■ ≪苦しい時にこそユーモアが必要です。そのためにも、遊び心をもっていることです

狭いながらも楽しい我が家♪とか、貧乏で困っているけど貧乏を味わうという落語家の話にあるように、苦しい時や辛い時にもどこかに喜びや楽しみもあるものです。それを見つけるヒントが遊び心のような心の余裕を持つ大切さかもしれません。苦しい時も遊び心で、ユーモアに変えて笑い飛ばしましょう

・欧州でのコンサルティングで学んだことの一つに、ユーモアをもって対応することがありました

■社会貢献■ ≪だれでも人は仕事を通じて、人を幸せにして、社会貢献をすることができます

企業やセミナーで、最初に訊ねることが2つあります。あなたは何のために生まれたか?そして、企業の目的は何でしょうか?です。残念ですが、多く人が答えることができません。目先の生活のためとか利益をあげるだけではなく、良い人になるだけなく人の役に立つ良い人になることで、社会貢献ができます

・社会貢献をきちんと述べる人は滅多にいません。この周知徹底だけでも会社は大きく変われます

■解釈■ ≪同じ環境や遭遇であっても、受けとり方で地獄になったり、天国にもなったりもします

心次第で、見えなかったものが見えるようになることも同じです。与えられた環境に不満や愚痴をいうのではなく、これは神様が与えてくれた試練だと解釈して受け入れてしまうと氣もちも楽になるものです。存在しているだけでも感謝の氣もちをもつことで、そこから何らかの解決策や突破口がみつかるものです

・心の持ち方はまさにサジ加減一つで変えることができます。良い方に受け取る訓練をしましょう

■笑い■ ≪笑いは副作用のない良薬です。笑いのネタをいつも考えて発揮する訓練をしましょう

人の話を聞いて笑うことも良いことですが、自分から笑いのネタを提供して一緒に笑える環境をつくる積極性をもちたいものです。ネタを探すことは、良いことだけでなくムダや問題点も探す能力を養うことなのです。つまり感性を自ら鍛えることにもなると考えます。常に受発信できるようにセンサーを磨きましょう

・笑いも心に余裕をつくる原動力です。ダジャレはその良い訓練になりますので、多少は我慢しましょう

■やる氣■ ≪やらされる百発よりもやる氣の一発の方が、やる方もとても氣もちが良いものです

やらされ感でいくら仕事をしていても、その過程の努力は身につくものではなく、せいぜい残業代と疲労感が残るだけです。時間のムダになってしまいます。逆転の発想をしてこの仕事は私のためにあり、仕事はそれを待っているんだ!を自らやる氣の出る方法をいつも考えておきましょう。人生は一度限りです

・言い訳の百発よりもやりますという一言は、まるで逆転満塁ホームランのように氣もちのよいものです

 

■事前準備■ ≪勝ち負けは、その勝負の始まる前から始まっています。その事前準備が勝負です

出たとこ勝負では、勝つ可能性はあまり期待できるものではありません。むしろ負けが多いものです。それは事前準備で決まるものです。段取り八部に仕事二部といいますが、普段の行いや心の準備で自から結果は見えるものです。勝つためには、勝つだけの準備をしておくことです。想定外はありません

・何となくうまくできることは滅多にありません。実行する前に仮説が立てられるくらいの準備が必要です

■いつも■ ≪実行、実行また実行。実践、実践また実践。挑戦、挑戦また挑戦。いつも即行動します

行動がなければ何事も生まれません。そのために即行動するように心がけていなければなりません。人は何かあればへこたれやすいものです。自分に合う掛け声をかけることで、がんばる勇氣を自ら出せるようになれば儲けものです。即行動することは、日常生活や仕事をスムーズに上手くやる極意です

・コンサルの時には、理論+実践、実践、実践といっています。そしてすぐに現場に出るようにしています