企業家精神3月号

企業家精神                                                          2018年3月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■一生懸命■ ≪人が懸命にもがき苦しみ悩むのは、生まれてきてからのお試しのようなものです

一生懸命やれば必ず報われるわけではないが、一生懸命やらないことには報われません。思っているような結果が得られなくとも、一生懸命にやる人生においては、そのこと自体が大切です。失敗してもその積み重ねは嘘をつきません。成果はその後のご褒美として降ってくるものです。努力し続けることです

・困難は茶碗と箸、パンにバターというように付き物なのです。せっかくなら付き合って楽しみましょう

■脱出■ ≪悪い習慣に溺れてしまう時には、頭を整理し計画を見直し、狙いに集中して実行します

人間は習慣の動物です。しかも安易な方向に流れてしまい、結局は怠惰の海に流れ込むものです。そこから脱出しなければよい人生はありません。流されないためにも、上流に向かっていく心構えと具体的な方法が必要になります。もっている自分の資源を効率的に使うために、時々頭を整理整頓しましょう

・あれこれ考えるから頭が混乱してしまうのです。それを解消するには紙に描いて整理をすることです

■人財育成■ ≪自分で考え、自ら考動し、自らの価値を上げていく人を育成することです

上司の仕事は自分以上の人間を何人育成したかが、その上司の評価基準だと考えています。部下を踏み台にしている人もいますが、あとでしっぺ返しがあるものです。人として生まれたのは、周りの人を幸せにしたり、喜ばしてあげたりすることが自分も幸せになったり嬉しくなることを氣づいてほしいと思います

そのような人が少しでも氣づいて、自己中の動物から本当の人間に変身してほしいと願っています

■心づくり■ ≪心を使い相手を考え、心を綺麗にして、心を強くして、心を整理して、心を広くします

心は見えませんが、心遣いはよく見えます。心を鍛えるには、相手のことを考える心配りや素直な心にしておくことが必要です。心を強くするには、さらに試練を与え継続していきます。次の準備を考えて整理しておきます。ようやく心が広くなって感謝の心をもてるようになり、さりげなく心遣いもできるようになります

・感謝の心がいつでももてるようにしておくことは、修練のようなものです。でも習慣になると楽になります

■バランス■ ≪天秤のようにお互いが釣り合っていると、どちらにも素早く反応することができます

偏ってしまうと相手側のことが考えられなくなります。スポーツのようにどちらに球が行くのかは先が読めないものです。どちらに転んでも対応が素早く上手くできるように、バランスの取れた対応や準備をしておくことです。陽と陰のように相反することやバランスを考えておくと、偏った考えに陥ることが防げます

・一方的に固持していますと、反対のことがあると全く対応できません。事前準備と心構えが大切です

■問題■ ≪問題は小さなうちに対処しておくことです。問題が大きくなれば苦労が何倍にもなります

若いころにニキビが出たことがあったと思います。小さなうちはプチっとすれば膿が出てすぐに治ってしまったものです。しかしそのまま何もしなかったら、次第に大きくなり手が負えなくなり痛い目にあったものです。問題もニキビと同じで、小さいうちにすぐ対処すれば楽になれます。職場の問題も同じことです

・氣づいたらすぐに行動を起こすことです。パッと見つけ、サッとやってしまうことを習慣化しましょう

■一流■ ≪三流はあとを追いかけ、二流はどちらにするか選び、一流は自ら新しい道を創造します

人として生まれたあなたは、どうなりたいですか。一度しかない人生をどう生きるかを考えませんか。真似をすることは大切ですが、真似ばかりではサルと同じです。どうせなら流れてきたものを受け取る側から、自分のものを下流に流すくらいの独創性のあるものをつくってはどうでしょうか。道を切り開きましょう

・一生の時間はかなり限定的なものです。生かされているからには何か生み出したいものです

■客■ ≪金を払ってくれる人のことをいいますが、客が求めているのは精神的な満足や感動です

お客様が求めているのは、商品そのものではなく、美味しい、安全、安心だけでなく、買いやすいとか運びやすい、楽しいなどというモノからコトに変化しているようです。営業だけでなく会社全員で、お客様のことを考えて、共通の考えや言葉を使って素早く対応することで差別化ができ競争に勝つことができます

・耳を傾けて聴き出すようにしたり、さりげない質問を投げかけ本音を探り出したりことが大切になります

■ミス防止■ ≪ああだのこうだのと言うよりも、逆に時間を取ってリラックスして仕事させることです

せかせかさせたら逆にミスは増えるものです。逆にリラックスするためのコーヒータイムや休憩時間を取ることの方が成果は出ます。アイデアも緊張よりも緩和の方が出やすいものです。指示命令するよりも、リラックスする時間を取らせる方が効果はあります。潜在意識を発揮させる工夫は上司が設定します

・ミスを発生させているのは、部下ではなく上司の責任が大きいものです。他責から自責に考えましょう

■学び■ ≪人から教わるだけでなく、ものからも教わり、自然からも多くを学ぶことができます

自分以外はすべてが学びの師匠だと思うと、ミスをしたことなども教訓になるものです。その時は悔しいことや辛いですが、それらをどう受け取って次につなげるかは考え方次第です。すべてのものやことを学ぶ姿勢をもってすればすべてが良い方向に導いてくれると考えます。素直になると真実が見えてきます

・周りの人はすべて先生だという言葉もあります。すべてから学ぶ素直な姿勢を取ることで見えてきます