企業家精神12月号

企業家精神                                                          2018年12月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

感謝■ ≪どんな出来事もそれは自分にとって意味のあることだと感謝して受け止めて生きましょう

ケガや病気さらには失敗をしたことは悔やまれますが、反省や悔むばかりでは前に一歩も踏み出せません。跳ねのけようとすればするほどもがくことになります。起こった出来事はすべて自分のために天から降りかかってきた課題だと解釈して、感謝の心で素直に受け止めることで辛いこともやがて解消されます

2回長期入院をしましたが、あとになってそれが転機になって考え方が真逆に変わった体験があります

■ムダ■ ≪ムダにも多くの効用はあります。必要なムダもありますが、大切なのはメリハリです

会社では利益を生み出すために、ムダを見つけムダをなくす活動をしています。しかし生活の中では逆にムダを上手く使って、体だけでなく心にも遊び心を持ったムダを取り込んで余裕のある生活を持ちたいものです。ガチガチの人生から脱却するためにも、視点をかえて逆にムダを上手く活用したいものです

・人生は一度きりです。スマホに向かってゲームに勤しんでいますが、やるべきことを考えたいものです

■考え方■ ≪人生の最大の武器は、知識でも経験でもなく考え方であり、今からでも変えられます

人は何のために生まれたのでしょうかと訊ねても、ほとんどの人が曖昧な返事をされます。今を生きているという意味を考え直し見つめ直すことで、多くの氣づきが生まれます。人として生まれたのは、相手や周りの人を幸せにすることではないかと思います。それを実践していくと結局自分も幸せになるものです

・過去は変えることはできませんが、それらは今から役立つと解釈と考え方を変えることはすぐできます

■信念■ ≪何があってもやり続けることで、結果が出て周りの人も変わっていく諦めないことです

初しょう徹底的に実践していくことで、次第に継続することが苦痛でなくなり、普通にできるようになってきます。さらにこうしたらもっと良くなることも氣づき始めます。そうすると改善ができるようになり、進化してきます。進化するともっと深くまで考えて見ようと深化していきます。さらに新しい新化が生まれます

・実践していく中である起点がみつかってきますが、その臨界点が感じ取れると目の前が拓けます

■氣づき■ ≪氣づきは曇った心を磨くことができ、創意工夫のきっかけになり仕事が楽しくなります

教えてもらうより、自分でなるほどと氣づくことで積極的になれます。それなら自分で自分を奮い立たせるように仕向けることをしたいものです。その秘訣は、行動することです。手っ取り早いのは清掃です。机引き出しから始めて、トイレもやればスッキリして頭が聡明になり、見えなかったことが見えるようになります

・掃除道具では細かい表面の凹凸や傷も氣づきませんが、手で触るとどうなったかもわかってきます

■基本■ ≪当たり前のことを当たり前に、きちんと行うことができる資質を人として備えることです

人間としての基本行動として、当たり前のことを当然のようにやることです。挨拶、返事、さらに後始末、報連相など基本がしっかりできれば、人を引き付ける魅力が増してきます。しかもできて当たり前のことを、心を込めて丁寧にしかもサラリとやることです。背筋を伸ばしお尻引き締め姿勢を正しましょう

・当たり前のことができなくなってきている昨今、もう一度躾の面から襟を正して自己成長したいものです

■行動指針■ ≪すぐにメモを取り復唱して確認し、すぐにやってしまうことです。返事はまずイエス!

人生の時間は有限であることを日常の生活ではあまり感じないものですが、トキは待ってくれません。生きている間が自分の人生です。できれば幸せになりたいものですが、その成功の秘訣はすぐにやることです。あれこれ迷わず自分の行動指針に照らし合わせて良いと思ったら肯定的に考え行動することです

・ただし鏡のように反射的に行動するのではなく、より良くなることも少し考えることにしていきましょう

■姿勢■ ≪一年の計にあたり、これからどのような一年を過ごすのか姿勢を正して考えて見ましょう

姿勢だけでも氣もちの持ち方が変わってきます。猫背になっていては積極的な考えにはなりません。背筋を伸ばして正座をして、さらにゆっくりと腹式呼吸を1分もすると心も落ち着くものです。武士道の基になっている「葉隠」に、七息思案いう言葉があります。新しい手帳に向かってゆっくりと思案してみましょう

・私は毎年11月には、マンダラ手帳に翌年度の人生とビジネス計画、そして日程を記述し計画します

■念には念を入れる■ ≪人はミスをする動物です。被害を小さくしたりなくしたりすることが必要です

最近のセミナー依頼が最も多いのが、ポカミスやヒューマンエラーの講演です。つい、うっかり、ぼんやり、思い込み、勘違いなど日常茶飯事です。人はミスをするのは仕方ないことですが、指差し呼称、同時確認、整理整頓に表示標識をいった簡単なことでも防ぐことができるのです。念には念を入れることです

・これを防止する標語を使っています。一呼吸、一手間、一工夫、一確認です。1秒でも考え直すことです

■自分に克つ■ ≪幸せになるためには、強い人になることです。それは自分に打ち克つことです

逃げるから敵は追っかけてきます。問題も他責にしてしまうと、すぐに大きな問題になって降りかかってきます。逃げていては一向に問題も不幸も不愉快なことも倍増するものです。逃げないで正面から向かっていく強い自分を作り鍛えることが、結局幸せに近づくものです。時に賢人や歴史から学びましょう

・重いリュックサックを背負って、なおかつ山登りをするようなものが人生です。勉強し足腰を鍛えましょう