企業家精神1月号

企業家精神                                                          2019年1月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

■計画■ ≪これからの一年の計画を立ててみましょう。まずしないこと、やめることから着手します

企業、工場でも多くの事例を見てきましたが、何でも取り込んでしまう経営者が実に多いのです。氣もちは理解できますが、逆に消化不良になって計画倒れになることが多いのです。助言として、まずしないこと、止めること、任せられないことを決めてから、計画を立てるとかなりスッキリ計画できるようになります

・計画することは、何でも詰め込むことではありません。最初にしっかりとやらないことを明確にしましょう

■人生計画■ ≪人生計画を百年と考えて、百歳から振り返り現在、将来どうしたいか計画しましょう

新年になると一年の計画を立てるものですが、百歳になった時のことを考えて現在を起点に、将来の10年後、20年後先を描いてみましょう。人生百年は現実のことになっていますので、生きることを前提に将来を考える良い機会と捉えましょう。何年も先を見据えてやると考えると多くの氣づきが見つかります

・将来はどうなるかはわかりませんが、目的や目標が明確だと迷いが少なくなり思ったことができます

■目標■ ≪思い立ったことをA4の紙に存分に書くことです。書くことで考えや想いが整理できます

目標は頭の記憶の中だけでは明確になりにくいものです。書いて何度も書きなおすことで、段々と淘汰されて良いものが残ってきます。その書くプロセスがとても大切な行為です。手を使い、目を使い、頭を使うことが脳を刺激して潜在意識を目覚めさせます。自分で発見するから、自分の意志になっていきます

・迷う時や考えが混乱している時も書くことで随分冷静になり、思わぬヒントが見つかるものです

■何をすべきか■ ≪人が人であるには人が人になることです。さて人とは何をするものですか?

カントが、「人は人によって人になる」といっています。人間として生まれた私たちは、何のために生きているのでしょうか。あまり考えないことですが、年の初めに考えて見る良いテーマです。色々な解釈はありますが、多くは人を幸せにすることではないでしょうか。何が幸せであるかも一緒に考えましょう

・生きていると多くの人は錯覚しています。本当は生かされていると思います。あなたは何をしますか?

■発揮■ ≪生まれた時から与えられている才能、能力、情熱を最大限に活かすことは義務です

どうせ一度の人生ですから、生まれ持っている才能、能力、情熱は持っている以上に発揮すれば人生を全うしたことになると思います。不完全燃焼では、人生がもったいないことです。そのためにも自分を振り返り、潜在意識に問い合わせるべき自問自答をしてみましょう。ノートや手帳に書くことが役に立ちます

20年以上手帳に計画と実績を書いています。実現性が高くなりさらに自分を再発見することもできます

■運のいい人■ ≪運のいい人はトキの波や追い風を知っていて、それを確実にものにする人です

人生は谷あり山ありの繰り返しのようです。その大きな波は10年周期ともいわれていますが、そのタイミングを知ることが大切です。日頃から小さな運を、手繰り寄せる習慣を身に付けると確実性が高くなります。その差が次第にセンサーとして働くようになります。笑顔でいることが、そのセンサー磨きなります

・実は動物占いを使った占いで、一人ひとりの人生のトキの波がわかります。知ることは得を得ます

■視点を変える■ ≪新年になったら氣もちも新たになりますが、いつも見ている視点も変えましょう

同じ位置や同じ場所から見る観点は、長い間には固定化してしまい、目の前のことが見えなくなるのです。上から下から、上司から部下から、仕入先からお客様から、売るから買うという立場を変えることで視点を変えてみることができます。マンネリ化していていた見方も考え方も切り替える良い機会になります

・意識を意識的に変える訓練が必要です。本質は、目的は、目標は、というように常に意識しましょう

■つながる■ ≪人は周りの人とつながることで力を発揮できます。そのように人間はできています

人という字は、お互いが支え合ってバランスがとれた形にした文字のようにみえます。人間は人の間にとも書きますが、この見えない間には心があるように感じます。見えないけどつながるというのが、不思議な力、つまり思いやりとか慈しみといった相手を思うことではないでしょうか。つなげる努力をしましょう

・なぜLINEが日本ではやっているのかと考えて見ますと、「既読」でつながったことがわかるからです

■価値向上■ ≪自分自身の価値向上は、自分で考え自ら考動し自らの価値を上げる人を言います

会社における価値向上は、3つあります。1つ目が私たち自身、2つ目が商品やサービス、3つ目が企業自体です。企業の土台は、人つまり社員です。その社員の価値が向上しなければ、2つ目も3つ目も向上できません。私たち自身1人ひとりがさらに自信に満ちた人生にするにも、自ら学ぶことが大切です

・考動はすぐに行動するのではなく、前回の反省や準備に対してもっと良くなるには、と考えることです

■積極性■ ≪私たちの持っている可能性は無限大です。まず何事にも積極的に考えましょう

多くの人は、何をするにしてもマイナス思考になるのです。そのために考え過ぎてしまって結局に何も結果も成果もあげられなくなっています。失敗は、ご飯と味噌汁、パンにバターというように成功の付き物のようなものです。何もしないと失敗も成功もありません。諦めない限りできることは、無限出てきます

・氣もちの持ちようで変わるものです。どっちか迷ったら積極的に難しいことを選べば知恵は出てきます