企業家精神4月号

企業家精神                                                          2019年4月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

 

 ■約束■ ≪自分との約束を守ることは、行(ぎょう)のように辛いものですが、これが自信になります

他人との約束は契約のようにできない場合には、おとがめが待っているものです。そのためにやらざるを得なくなりますので、最初から心して取り組みます。でも自分との約束は、簡単に破ることができます。そのためになかなかレベルアップできないものです。公言するなど工夫をして自分に克つことをしましょう

・他人からは見えません。結局は自分との闘いです。いかに自分に妥協しないようにするかです

■仕事を楽しむ■ ≪与えられた仕事は楽しめませんが、楽しむにはその中でも工夫をすることです

いかなる時も仕事が楽しめる秘訣は、その中に工夫をして改善をしていくことです。辛いことには、やりにくいことだらけのことが多いのです。逆にいえば、工夫する余地が存在していることに捉えることができます。まだ自分で仕事を選ぶことはできないことが多いのですが、与えられた範囲での工夫をしましょう

社長になれば自分で仕事を選べます。その道のりは先のことです。まずは目の前を楽しみましょう

■自分■ ≪自分のことはわかっているようで、わからないものです。他人から教えてもらいます

自分の性格をA4の紙1枚に書くことができるでしょうか。ほとんどの人は書けません。それくらい自分のことはわからないものです。しかし、周りの人から自分事を聞き出せば、簡単に記述することができます。その中から自分の強みや弱みを整理して、自分の強みをさらに活かすべきことをさらに発揮させましょう

・長所短所もあるのが人間です。でも短所を直すのではなく、長所や良さをさらに伸ばす事を考えましょう

■感情■ ≪人は感情の動物です。自分をさらに伸ばしていく原動力が感情を豊かにすることです

人は感情が高まっていくと、感激して感動します。感動は、感即動という言葉からきているといわれます。つまり感じてすぐに涙が出たり大きな声を出したりして、体一杯に表現してしまうものです。その感情を高めるには、元氣がなくても元氣なように振舞う、大きな声で挨拶をするなど自分の体を使ってできます

・楽しい人生には、感激や感動があるとさらに素晴らしい人生になると思います。自分で演出しましょう

■スランプ脱出■ ≪その方法は、人の役立つことをするが最も効果があるようです。試してください

人生は10年サイクルの見えない大きな波に左右されています。人生を振り返って、良い時も悪い時も紙に書いてみると思い出されます。その波は一生変わりませんが、善行を行うことで変えることができます。悪い時こそ人の役立つことつまり奉仕をすることで、悪い時が払拭されて良いことがやってきます

・トイレ掃除、墓掃除、家や職場の掃除など人に感謝されることをやれば、スランプから早く脱出できます

■徳を積む■ ≪徳は誰も知られない積む陰徳と、行いが人に知られて感謝される陽徳があります

陰徳は、人知れずに行われ陰に隠れた徳をいい、感謝されたり褒められたりしない徳です。陽徳は、行いが他人に知られて感謝されたり褒められたりする徳をいいます。でも陽徳その時に消えてなくなってしまうそうです。徳を積めば誰かにきづいてもらいたいと思っている間は、まったく徳が積めないようです

・このことを知ってから徳が積めなくなりそうでした。氣を取り直して陰で徳を積む行を目指します

■本質■ ≪忙しくなると目先のことしか見えなくなります。その時にこそ本質は何か考えましょう

いつも初心を忘れるべからずと最初や根本に立ち返ってみることが、一歩先の落とし穴に落ち込まなくて済みます。人間とは何か、人生とは何か、家族とは何か、家庭とは何か、仕事とは何か、会社とは何か、普段考えることはありませんが、大切なことです。少し振り返る時間が、これからの人生が良くなります

・すべて自分の命があることが、前提条件であることにきづきます。命と時間を大切に使いましょう

■芽を摘む■ ≪大きな事件も出来事も最初はどれも小さな芽から始まります。早く芽を摘むことです

良いことも悪いことも最初はいずれも小さな芽に過ぎません。その小さな時に芽を摘むと労力も少なくて済みます。人は問題が大きくなってからでないと対策を取ろうとしませんが、その労力は次第に大掛かりなります。小さな時点で良いか悪いかの判断力を見つける感性は、日々の清掃から鍛えられるものです

・日々の清掃が感性磨きに多いに貢献すると信じています。費用も労力もかけないで修行できます

■バランス■ ≪前に球をなげようとすると、必ず腕をテイクバックしなければ投げることができません

勢いをつけて前に出ようとする時、少しあとにさがることも全く同じことです。前に進もうとするならば、逆の動きが必要になるもので、振り子時計も左右に均等にバランスを取ることで正確な時を刻みます。反対の動きも必ず確認してから、踏み出すようにすれば失敗は少なくおのずとよい結果が得られるでしょう

・自分の職場や部門のことだけではなく、前後の職場や部門のことも考慮しながら物事を進めましょう

■二面性■ ≪陰と陽でもあるように、すべてに二面性があることを知っておくと失敗は避けられます

手のひらと手の甲も同じ手ですが、ひっくり返すと別物です。優しい人と思ってもその人にも二面性があり、ちょっとのことで切れる人もいます。裏表、左右、上下など必ず違ったことがあります。このことを予め想定しておくことで、だまされた、裏切られた、当てが外れたといったことから回避できると考えます

・疑ってかかるというよりは、最初から別な面を持っておられるはずだと考えて準備しましょう