企業家精神 2019年10月1日
音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます
■我利我利(がりがり)■ ≪問題を起こす人の共通点は、自分だけ良ければという私利私欲という我利我利の心があるからです。そうではなく滅私奉公の利他の精神になって問題を解決に導きましょう≫
俺が俺がの「我」を取って、お蔭お陰の「下」に生きましょうという諺があります。また伝教大師の言葉に「忘己利他(もうこりた)」があります。これは自分の利益より他人の利益をまず優先して考えましょうというものです。道を譲ることも同じです。急いでいてもちょっと心の余裕を持つことで事故になりません
・我利我利亡者にはなりたくないものです。七福神の恵比寿さんのように笑顔でいたいものです
■多様性■ ≪自分の考えを通すのではなく、色々な意見や考えをまず聴き入れることから、人間関係も前に進むものです。色々な受け取り方があるのが、当たり前と思えば氣が楽になります≫
道を譲っても、まったく手の合図やお礼の仕草もない人が増えてきました。また席を譲っても、逆に俺はそんなに年を取っていないぞと怒る高齢者もいます。嫌な奴と思いたくなりますが、多様性の世の中になったので、受け取り方も色々あることをきづかせてもらったというくらいに流してみましょう
・会社や工場は派遣やパートさらには外国人も増えてきましたが、接し方で変わります
■氣づき■ ≪氣づきは、心磨きです。自分で体験することで、見えなかったことやわからなかったことが、一瞬で閃きのように見えたりわかったりします。一番早道は、掃除することだと思います≫
掃除をするとホコリや汚れがなくなり、不具合の原因が見えてきます。ベールにかぶっていたものが、はがれて見えるような感覚です。ホコリや汚れは、心の眼のそのもののようです。継続していくと、不具合がなくなり良い結果が出ることで、さらに閃きやアイデアが生まれてきます。天からのご褒美だと思います
・行動を起こすことで、目の前の汚れだけでなく心の眼の汚れが払拭され氣づきが生まれます
■ABCDの法則■ ≪A:当たり前ことをB:バカにしないで、C:ちゃんとやる、それがD:できる人のことを言うそうです。それができるというのが難しいですが、一人でなく仲間とやればできるようになります≫
安全のABCの法則は、当たり前のことを、ぼんやりしないで、ちゃんとやると言います。この組み合わせは、ABCのように語呂合わせが良いので、覚えやすいものです。でも見たり聞いたり、そして試したりの試したりがほとんどできていないのが実情です。言葉から行動を伴う仕組みを朝礼などで作りましょう
・SMCは、S:すごく、M:真面目な、C:コンサルタントの略です。嘘です!でも語呂合わせは良いです。会社や自分自身のキャッチフレーズを考えるきっかけにしてみませんか?
■想い■ ≪嫌な人や初めて会う人には、会う前に「きっと面白いことや楽しいことがあるぞ」と自己暗示をかけてみましょう。マイナス面がプラス面になって、良い方向なっていくものです≫
どう思うかは、自分自身の心の持ちようで決まってきます。過去や相手は変えられないと言われますが、ものの見方や受け取り方は変えることができます。せっかくの出会いが、長い付き合いになるかもしれませんので、せっかくならプラス思考で人に会うようにしたいものです。笑顔を忘れないようにしましょう
・意外でしたが、チベット語の「レイワ」は、希望という意味だそうです。ワクワクしてきます
■才能・能力・情熱■ ≪これらは、私たちがもっている貴重な財産です。これらを完全燃焼させるのが人間として生まれ、人生をまっとうすることで人間として生きた証だと思います≫
セミナーでいつも呪文のように言っているフレーズです。普段は意識することはありませんが、セミナーでは皆さんに何度も訴えます。才能や能力や努力は足し算ですが、掛け算になるのが感謝力や熱い情熱があるそうです。燃えるものや酸素があっても、マッチで点火しないことには燃え上る炎にはなりません
・情熱の他に動機付けがあります。何の目的があるのか、なぜ必要かを腹に落とし込みましょう
■儲け■ ≪信ずる者と書いて儲けと読みます。でも儲けは、会社の目標であって目的ではありません。目的の1つは、お客様、お取り先様、仕入先様、そして大切な社員の皆さんが幸せになることです≫
儲けるには、生産やサービス活動を通して売上を上げて、利益を上げていくという都度の状態です。儲かるは、自然と儲かることで、自動的に儲かる状態にしていくことです。まさに自分の都合の利己とお客様に喜んでもらい結果として儲かる利他の関係のようです。欲があるかないかの違いのようです
・道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言であるというのは、二宮尊徳の言葉です