企業家精神5月号

企業家精神                                                          2020年5月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます

コロナの影響で外出がままになりませんが、思考はどこでもできます。考えるから考え抜くをしてみましょう

 

■仲間■ ≪一人ひとりには限界がありますが、同じ志を持つ仲間が集まれば限界が限界でなくなります。小さなことも大きくできるようになり、さらに仲間の輪も広がります

ドイツ語に好きな単語がありますが、それはMitarbeiter(ミッタバイター)です。日本語にすると、仕事仲間、従業員、協力者などです。日本では、作業者という言い方をしますが、ドイツでは最初から仕事仲間なのです。せっかく同じ職場で仕事をするなら、より良い仕事する仲間と考えて取り組みたいものです

30くらいしか単語を知りませんが、とてもよく使う単語の1つです。アルバイトもドイツ語です

 

■よく使う言葉■ ≪きちんと、ちゃんと、しっかり、きっちりは日常とてもよく使う言葉です。しかしこれらの言葉の説明をしてくださいというと困ってしまいます。しっかりと覚えて使い分けしたいものです

日頃何氣なく使っている言葉ですが、改めて見ると難しいものです。「きちんと」は、細かいところまで氣配りできていること、礼儀正しい。「ちゃんと」は、他人に見られても恥ずかしくないこと、信頼できる。「しっかりと」は、確実で信頼できること。「きっちりと」は、隙間がなくずれがないこと。いかがですか?

・きっちりとの類似語として、ちょうど、まさに、ぴったり、ずばり、正確などがあります

 

■重さ■ ≪毎日のように使っている硬貨の価値は知っていますが、重さはほとんど知りません。A4の紙の重さは、なんと10円玉とほぼ同じ重さがあります。見た目と実際には大きな違いがあります

封筒を簡易式の天秤で測ったら23gでしたので、キッチンスケールでも計測しましたら24gでした。郵便局に持っていくと担当の女性は、手で持っただけでOKと言いました。ちなみに1円玉は、1g。5円玉は、3.7g。10円玉は、4.5g。50円玉は、4g。100円玉は、4.8g。そして500円玉は、7gもあります

・毎日手に持って測っている人は、1gの差もしっかりわかります。25g以上は94円になります

 

■日頃の備え■ ≪千葉県にある有名な娯楽施設は、震度6の地震を想定して、年に180回の災害対策の訓練をしているそうです。備えあれば憂いなしで、実際の災害時には速やかに対応ができました

中国の故事の「安(あん)にありて危うきを思う、思えばすなわち備えあり、備えあれば憂いなし」にもあるように、事前の準備や備えをしておくことの大切さを教えています。私たちが安心して遊んだり楽しんだりする裏付けは、日頃の備えのおかげだと思います。有事になって慌てないためにもやっておきましょう

・人生にのぼり坂、くだり坂もありますが、まさかという坂は予期しない時にこそ起こるものです

 

■観察■ ≪見ると観察の観るとは、似て非なることです。観察とは、日常にあることやものに違和感をもって、「おや?」「なに?」と氣づくことです。氣づくためには、好奇心や探求心も鍛えましょう

何氣なく素通りするのではなく、はてな?もしや?なになに?などとちょっと立ち止まってみてください。本来の目的は、目標は、手段は、などと振り返ってみることで、一歩踏み込んだ見方ができます。いつも見ていたことが、見ているようで見ていなかったことがとても多いことに氣づかされます

・1日、1週間、1ヶ月、1年など振り返る期間を決めたり、グラフにしたりするとさらに見えます

 

■三原色■ ≪赤、青、黄色は色の三原色と言われますが、テレビの戦隊ヒーローは必ずこの三原色が必ず登場します。信号の色もこの三原色ですが、人に知らせるには良い組み合わせです

一目でわかることは、視覚情報にとってとても大切なことです。判断しにくいと、悩んだり、迷ったり、調べたり、また誰かと確認したりすることになりかねません。その間仕事は停滞してしまい、さらには不良や手直しの要因にもなります。判断がしやすく間違いにくいと、仕事にとっても大きなメリットがあります

・視認性の良いものや見やすいものは、間違いや勘違いがなく、不良や手直しも少なくなります

 

■安全のこ・ま・つ・な(小松菜)■ ≪安全で、大切なポイントの語呂合わせです。“こ”は、声掛け。“ま”は、一息待つ。“つ”は、つもりにならない。“な”は、慣れておろそかにしないです。日常にも使えます

プロのクライマーが、いつも死と隣合わせをしながら壁を上っている時に心がけをしている標語だそうです。これは、自動車の運転だけでなく、職場のヒューマンエラー防止策にも用心の掛け声にも使えます。特に作業の慣れによる安全確認の不備で、ほぼ半分のミスを発生させています。心掛けたいものです

・覚えやすい語呂合わせですので、覚えてきましょう。毎回新人で作業する姿勢をもちたいものです