企業家精神10月号

企業家精神                                                          2020年10月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

人間が生涯に読める本の数は、2000冊と言われます。意識すればもっと多くの本から学べます 

 

■道徳■ ≪能力や技術のある人は、使い方によっては飛びぬけた彼らが人を攻撃する武器になることがあります。世の中のために使うために大切なことは、正しい道徳心を備えていることです

道徳は、「道」すなわち人が従うべきルールのこと、「徳」すなわちそのルールを守ることができる状態を言います。お金もですが、さらに優れた能力や技術をもっている人は、余計に何をどう使えばよいかの判断を正しく持つべきです。目先だけでなく見えない、さらに未来のことを見据えて使いたいものです

・道徳は、日本が敗戦国になってから米国の見えない策略によって失いかけている大切な財産です

 

■言葉の威力■ ≪自分から話をする時には、主語をほとんど言いません。でも相手にとっては、誰が主語なのかがわからないことが多くあります。いつも受け取る側の立場で、話をしたいものです

これは、日本人独特の言葉のやり取りの省略や言い回しなどの影響もありそうです。男は黙ってと言う時代はもう終わりです。しかも話を聞いてもらう相手のことを主体に考えないことには、話が通じなくなるものです。いつも聞き手のことを考えながら、何を伝えたいのかを考えながら言葉選びをしたいものです

・夫婦を長くやっていますが、まだまだこの行き違いが多くあります。わかっているようでわからないものです

 

■変不変■ ≪世の中の変化にともない、変わっていくものと変わらないものがあります。世の中の事に目を向けて、変わるものと変わらないものの本質を考えて、自分も自社も振り返ってみましょう

ドイツ印刷業界は、リーマンショック後の4年間で半減し9千社になりました。ガソリンスタンドは、この20年間で3万店とこれも半減しています。ところが神社は、全国に約9万社もあるそうです。コンビニの店舗数と余り変わりません。世の中のことを数字や傾向で調べてみると、生き残る術が見つかることもあります

・美容院は約25万店もありますが増え続けています。理容所は逆に12万店で減少傾向です。なぜ?

 

■勇氣■ ≪何事も結果を出すには、初めの行動がとても大切です。踏み出さないことには、何もできませんし、何も起こりません。一歩を踏み出す勇氣が出せるように、小さなことからやり始めましょう

前に出ることが事のはじまりになりますが、氣おくれしたり余計な心配をしたりで氣持ちがなえてしまうことで足が出ません。初動の小さな一歩ですが、まず踏み出すことを常に心がけて行動したいものです。千里の道も一歩からとも言います。コツコツを継続していくと、次第に踏み出す勇氣も全く楽になってきます

・ゾウを一氣に食べることは無理ですが、細かく切り刻んだ肉にすれば簡単に食べることができます

 

■幸せ■ ≪幸せを感じる因子を見てみますと、人と人が交わりことのようです。人生の多くは、仕事を通して働くことがとても重要になります。職場を人生の舞台と考え、幸せを生み出す場に変えましょう

学生まではお金を払って学びますが、社会人になると会社でお金をもらい学ぶこともできます。多くの人は、会社はお金だけをもらい生活のためだけに通勤しています。それでは人としても会社としても成長できません。人と人が関わり合いながら、お互いを助け合う中で信頼も生まれ、人間としても成長できます

・会社や職場は、自らそして家族が幸せになる「場」と考えると自らの行動は違ってくるものです

 

■教育と学習■ ≪教育は、第三者から教えてもらう受け身の行為です。学習は、自ら進んで積極的に学んでいく行為です。教育で学習も取り組むことを継続することで、充実した人生となると思います

学ぶことをやめることは、人間をやめることでないかと思います。多くの人生の先輩が言うには、死ぬまで学ぶ姿勢が大切だと言っています。逆に年を取ることで、現代の知識や常識は若者から教えてもらうことが多くなります。謙虚になり少々のプライドは捨てて、誰からも教えを受ける勇氣も持ちたいものです

・全く過去の世代者は、スマホなど理解すらできないことが多くなっています。素直に学びましょう

 

■5%■ ≪この5%という数値は、作業改善でよく使います。作業しているうちで、お金になる付加価値のある作業の割合です。つまり後の95%は、良く使われる言葉である「ムダ」なのです

これを初めての人たちに紹介しますと、誰もが信じられないと言います。よく観察すると見えてきますが、組立や加工は組み合わせたり加工したりする瞬間だけです。あとは付帯作業や全くしなくてよいモノ探しなどの時間です。そこに焦点を当てることで、まだまだ改善ができることがわかり目の前が明るくなります

・遺伝子も働いているのが、5%くらいであとは何もしていないと言われます。もったいない話です