企業家精神7月号

企業家精神                                                                           2022年7月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

なぜ欧米人はコロナ対応のマスクをしないのかと言う疑問に、相手の表情を伺うには眼より“口元”を氣にしていると言う説明がありました。私自身の経験では、欧州でも日本と同様に“眼”を見ればわかると思っていましたが、別な見方や説があることを改めて知ることになりました。柔軟な見方をしてみましょう。

 

 

■器■ ≪会社の問題はほとんどが対人関係です。相手を変えるのではなく自らの器を大きくします

相手が悪いので、変わってもらいたいと考えるものです。でも相手は自分以上に変えられるものではありません。近年は派遣、パート、外人などが職場に採用されています。多様化に伴い自分自身が変わることが求められます。自分の器を大きくさら深くして、相手を飲み込めるように勇氣をもち努力し続けましょう

・この環境はさらに変化していきます。素直に受け止め出前に進みながら解決策を見つけましょう

 

■振り返り■ ≪一日の仕事を振り返り、明日に向けての準備をする少しの時間をつくりましょう

家庭では、毎日の家計簿の記入を主婦が励行されています。恐らく家計簿を記入されている家庭の経済はきちんと回っているものです。日々の振り返りは、家庭だけでなく仕事場においても大切です。良かった点、カイゼンすべき点、さらに良くする点の3つを振り返るだけでも、良い成果が出るようになります

・私はこれを仕事の後始末と言っています。明日の事前準備が上手くできるコツになっています

 

■集中■ ≪氣が散るとミスをしたり、時間がかかったりするものです。作業環境をスッキリさせましょう

作業場や机の上にものが溢れていると、眼が自然に周囲のものを見てしまうものです。作業する時には、その仕事に最低限必要なものだけに絞り込みましょう。作業に集中させる環境を整えてしまうことが、短時間でしかもミスのない仕事ができるコツです。まずは自分自身の身の回りを点検してみましょう

・多くの作業現場を観察してきましたが、共通してミスや手直しの多く職場はものに溢れています

 

■初めと終わり■ ≪伝えたいことを徹底するために初めと終わりに繰り返すことで効果がでます

最近のセミナーで別々のお二人の方が同じことをやっておられ、このチャンスを自分のものにしようと早速実施してみました。はやり効果の手ごたえを感じました。配布したテキストには、伝えたいことは記述されていますが、念には念を入れると言う点が不足していたことに氣づきました。常にカイゼンは必要です

・セミナーの原稿は毎回改良したりして修正したりして、常にバージョンアップしています

 

■掃除と清掃■ ≪この違いは説明できますか?簡単なようで難しいものです。再確認しましょう

掃除は、ゴミやホコリを掃いたり拭いたりして取り除くこと。清掃は、掃除するよりもより細かいところをきれいすることです。さらに点検、不具合の発見、再発防止することまでやることです。わかっているようで実はわかっていなかったり、違って理解していたりしていることが多くあります。時々辞書も引きましょう

・掃除、清掃、挨拶、履物を揃える、椅子を元にそっと戻す、当たり前ことも点検してみましょう

 

■表現を変えてみる■ ≪同じ商品やモノでも表現を変えることで、売れ始めることがあります

伝えたいことがお客様に伝わっているかと言えば、売れていないとは伝わっていないことになります。売り手はお客様が理解していないのが悪いのだと思い込みがちです。視点を変えて、お客様視点でどうやったら伝わるかを徹底的に考えて考え抜くことです。難しいですが難しいことをやらなければなりません

・ハズキルーペ、鼻セレブなども商品は変えないで宣伝を変えて一氣に売れるようになりました

 

■健康寿命■ ≪これを維持するには、3つが重要です。運動、食事と社会との交流があります

朝散歩の仲間に1日2万歩以上歩く方が何人もおられます。歩くだけでなく小学生を学校まで見送りながら送り届け、さらに町内の花などを愛でながら道路など損傷はないかなども点検されています。特に社会との交流が大切と感じます。人と出会い、笑顔で接していく中で、心も体も健康になるのだと思います

・道端の花が何の花かがわかるアプリもあり、知ることも楽しさもあります。さあ表に出ましょう

 

■後始末■ ≪片付けではなく、後始末を丁寧にすることは、自分自身を大切にしてもらえます

片付けは、片方に押しのけることの意味もあるようで、見た目に良くなったかもしれません。後始末は、汚れを取り、壊れていないかも点検し、次にすぐ使えるように整頓して置きます。モノだけでなく人も大切にすれば、自分自身も大切にされます。後のことや相手のことを考えることは、自分に振り返ってくるものです

・自分さえよければと言う生き方をすれば、結局人から相手にされなくなり、悲しい人生になります