企業家精神2023年11月号

企業家精神                                        2023年11月1日

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

起業して、11月で18年目になります。今月は、コンサルタントとしてやってきました信条を書きました。誠心誠意を基本に、お客様との間では、時間を守る、約束を守る、もっと良くなっていただくように付加価値を考えてご支援する、いつも元氣に楽しくする等をやってきました。まだまだ日々努力が必要と感じます。 

 

 

 

■知ったかぶりをしない■ ≪知らないことは知らないと、正直にいえる勇氣が逆に信頼される≫

コンサルタントは何でも知っていて答えを言うものと、最初は勘違いしていました。でもある時、全く分からず、「それはわかりません」と正直に答えました。相手は、「今までのコンサルタントは変な理屈をこねて答えをごまかしていたが、お前は信用できる」と言われ継続する契約ができました。意外でした!

・知らなければ、次回までに調べてくると言えば納得されます。それで懸命に勉強を重ねてきました

 

■一緒に楽しむ■ ≪訪問先は地方の演芸場と同じです。エンターテイナーとして一緒に楽しむ≫

改善ができるには、2つの要素があります。1つは、「楽しくやる」ことです。もう1つは、コンサルタントになってからわかったことですが、チームが一体となって一緒にやることです。しかもチームリーダーに積極的に動機付けし、リーダーが中心になってチームメンバーを巻き込んでいけばよいことがわかりました

・コンサルタントはピエロでもあり脇役ですが、自分が一番楽しんでやると相手もついてきます

 

■事前準備■ ≪訪問先には開始の30分前に到着して、準備をしてメンバーを入口で待ち受けます≫

訪問先はホテルから15分以内のところがほとんどです。遅刻はできないので、30分前には訪問先に到着するようにしていました。会場の準備、今日話をするキーワードを日本語で書き、現地の言葉に翻訳してもらいます。そして会場の入口で、笑顔で待ち受け握手をして挨拶をします。余裕を持つことです

・欧州18年間で欠席ゼロ、でも遅刻は3回ともタクシーがらみでありました。完璧は難しいですね

 

■議事録と報告書■ ≪これらもその日の内に書き上げておきます。次回訪問まで忘れないためです≫

自分自身のためでなく、通訳にも送信しておきます。説明したことが間違っていなかったか、次回のまでの宿題や課題など抜けがないかの確認のためです。ひな型は事前に週末に入力して置き、当日に必要な項目を入力しますので、時間はかかりません。これは学生時代からの習慣でした。大いに助かりました

・これが約束を守る、言ったこととやることの一致になってきました。習慣化は凄いことです

 

■納期を守る■ ≪毎月の連載記事の納期も守ることも事前準備の賜物です。日々情報収集します≫

企業家精神は、一時停止をしましたが再開させていただいています。日刊工業新聞社様の月刊誌では、18年間毎月連載がありました。一時月3件もありました。海外こぼれ話も連載時は、合計5本の連載がありましたが、やりこなせました。やると言う意思と情報収集のアンテナが、さらに敏感になりました

・日刊工業新聞社様の某編集長から、連載はシナリオが大切と言われとても良いヒントになりました

 

■約束を守る■ ≪すべての納期管理をアナログの手帳でやり、先行計画で時間の余裕を作りました≫

近年、大手2社の次年度の計画は年末には完了するようにしました。その時期にだれも依頼されないので、こちらの希望日程がそのまま決まります。慌てることがないから、余裕がさらに生まれます。能率手帳から、今は十数年マンダラ手帳に切り替えたことで、さらに日程の交通整理ができるようになりました

・市販の手帳ですが、工夫することで新しい価値も生れます。無理せず8割できでれば良しとします

 

■ゴミを拾う■ ≪訪問先でやることの1つがゴミ拾いです。率先垂範の行動の表れです。伝播します≫

5Sの話は講義でも行いますが、実践して次の行動を起こしてもらう方法として、工場のゴミ拾いをしてきました。見つけるとすぐに拾います。そうすると、改善担当者、工場長、社長と言った人たちも一緒に拾うようになります。それを見た社員はゴミを出さなくなり、いつの間にかきれいな職場に変わっていきます

・常にやっていないとすぐに元に戻りやすいことなので、リーダーと同じように即行動を心掛けます

 

■人を引き付ける■ ≪ハッとするツール、ユーモアのある例え話、絵を描くなども武器になります≫

言葉がわからないので、レッドカードやイエローカードを胸ポケットから取り出す、ユーモアを交えた例え話、マジックインキは4色を使いイラストやマンガを描きながら説明する、相手の顔と目を合わせながら大げさなジェスチャーで話しかける、クイズを出して考えてもらうなどあの手この手の工夫をしてきました

・難しい本質の話を誰でもわかるように咀嚼していくことを考えてきました、咀嚼力が問われました