企業家精神2024年4月号

企業家精神                                        2024年4月1日

 

 

音読してみませんか?項目ごとに、◎、○、△、×と評価してみませんか?氣づきが生まれます。

4月は学校も会社も新年度の始まりです。家の周りの桜も花を咲かせ始めました。孫はピカピカの小学生なり、先日黄色いランドセルをもらってきました。ご近所の先輩と一緒に小学校までの通学路の道中を確認していきました。心機一転、スタートダッシュ、元氣一杯、はつらつ、ルンルン、いい言葉です♪

 

 

■棚から牡丹餅■ ≪待っているだけから事前準備しておくと、たくさん手に入れることができます≫

果報は寝て待てとか思いがけずに幸運が手に入ったとかを、棚から牡丹餅と言います。滅多にないことが降り注ぐことは本当に宝くじと同じです。牡丹餅と言う幸運が入手しやすいように、事前準備や根回しなどをしておくことで、机の上の牡丹餅となって手に取りやすくなります。選択肢も多く用意しましょう

・常に創意工夫をしておきましょう。特に4月は新年度のスタートです。準備万端を合言葉に!

 

■良薬口に苦し■ ≪即効性はないものの、じわじわと後になって効いてくるような行動が大事です≫

昨今多くのことに、すぐに効くような処方箋やすぐに答えが出るツールが、もてはやされています。ポカミスや品質問題の原因や真因は、表面的な現象だけではなかなか見つけることはできません。急がば回れのように、手順を一つひとつ追いながらコツコツと原理原則と照らし合わせることが求められます

・性急に答えを出そうとすると、周りのことを見なくなり結論ありきになってしまうミスがあります

 

■口を慎む■ ≪禍もの基は口に集約されます。発する言葉、飲食物を摂取するこの2つです≫

本当に耳の痛いことです。しかも既に習慣化していますので、修正は難しいことですが、より良い人生にしていくためにも今からでも是正していかなければなりません。その言葉は相手にも良いか、その飲食物は自分にとっても良いものなのか。「味わう」と言った余裕で、発する、口に入れることをしたいものです

・特に大切なのは言葉だと思います。一瞬にして見えなくなりますが、相手の心には一生残ります

 

■目先に捉われない■ ≪目先ばかり見ていると、周囲だけでなく先も見えなくなりミスが多くなります≫

ヨットに乗っていた時に目先の波を見てばかりいたら、すぐに船酔いになりました。アドバイスは遠く先の岬など見ればよいと言うものでした。最近の車は、全方向が見える画面になっています。さらに音声でも危険を知らせてくれますが、でもバーチャルです。現物を目視も合わせてバランス良く観たいものです

・一つの仕組みやシステムに任せるのではなく、他のものも上手く組み込ませることが大切です

 

■節度■ ≪火も水も小さくても不足も問題であり、過大過ぎれば災害や事故になってしまいます≫

人は火や水がなければ生きていけません。過度になれば危険と隣り合わせになり、大火や大水であれば災害になってしまいます。節度と言うくらいなので、バランスと取ることが事故や災害からも回避できると思います。ちょうどよい程度と言う意味ですので、お互いの言い分をすり合わせてトゲをなくしましょう

・一年も節分や節句など、節と言う字を多用されてます。竹がほぼ均一の太さも節があるからです

 

■不安定の安定■ ≪自転車乗りと同じように安定させるために不安定な状態を上手く利用しましょう≫

安定していると次第に慣れてしまうものです。常に安定さを維持するために、少し不安定な状況を作り出し、不要なモノ古くなって実情に合わなくなったモノなどを廃除しながら、新しいモノを取入れることをしたいものです。遊び心や関係ないことをやってみるなど、日常に少し冒険と言うエッセンスを入れましょう

・世の中は常に変化しています。変化させていけないものや逆に変化させないものを意識しましょう

 

■自分発見■ ≪日常で何氣なくやっていることを振り返ってみることで、自分を再確認してみましょう≫

人の悪口を言わない、さらに自分の功績を自慢しない。見返りを期待しない、でも受けた恩は忘れない。辛い経験を乗り越えれば心を鍛えてくれる。わずかな施しも嬉しく思う人もいるが、立派な装いでも心の貧しい人もいる。月や太陽は出るのを待てばよいが、花が散るのは見ているだけで良い。あなたは?

・せっかちな私は待つことが苦手な人間です。でも受けた恩は、忘れないようにしています

 

■ほめる■ ≪ほめるたり表彰するのは、上の人ではなくできるだけ下の目立たない人を選びましょう≫

処罰される人は、大物であったり上司であったりするととても効果があります。普通彼らは表彰されたりもてはやされたりしていますので、あまり嬉しくも楽しくもありません。しかし、普段日の当たりそうもない社員には皆の前でスポットライトが当たれば大いに動機付けされ、周囲からも大きな反響を得られます

・ほめるのはそれだけでなく、普段から小さなことにも注意を払いその人たちをスターにしましょう